鄭進民団中央本部団長は、2018年冬季五輪が平昌に決定したことに「この歓喜を本国国民および750万在外同胞とともに分かち合いたい。韓国に新たな活力をもたらすべく、総力あげて後援していく」との談話を発表した。
平昌の冬季五輪決定を心から祝う談話
韓国の平昌が6日のIOC総会で圧倒的な支持を得て、2018年冬季オリンピックの開催地に決まりました。私たち民団を中心とする在日同胞は、3度目の挑戦で悲願を成就させた関係者の粘り強い努力に敬意を表し、平昌市民をはじめとする本国国民および750万在外同胞と歓喜を分け合いながら、その成功に向けて全力を傾ける決意を明らかにするものです。 平昌冬季五輪は韓国にとって、88年ソウル夏季大会以来30年ぶりの快挙であり、アジアにおける冬季大会としては98年の長野以来20年ぶり、しかも日本以外では初めての開催という栄誉を担うものです。
私は長野大会で、韓国選手団後援実行委員会の委員長を務めた経験から、韓国と日本がしっかり手を携え、よりいっそう切磋琢磨し合い、実績の乏しい雪上競技においてもアジアの実力を躍進させる貴重な機会になるものと信じて疑いません。
長野大会の成功が日本国民に感動を与えたように、平昌大会が韓国に新たな活力をもたらすべく、在日同胞の総力を挙げて協力することを誓うものです。 2011年7月7日 在日本大韓民国民団中央本部 団長 鄭 進(チョン・ジン) |