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ハングル書道多彩に 李安子 書・水墨画展
自作の前に立つ李安子さん。カットも
詩・経など豊かさに驚きも
福岡市で開催

 李華書芸会を主催し、福岡県を主な舞台に活躍する2世の書芸家・李安子さんの「李安子 書・水墨画展」が3月27日から4月1日まで、福岡市美術館市民ギャラリーB室で開催された。

 書は「般若心経」や「金子みすずの詩」など19、ハングル書は「カゴパ」(帰りたい。李殷相作)、「序詩」(尹東柱作)など12点のほか、「薬師如来坐像」などの水墨画21、陶板3の計55点の多彩な展示に、連日多くの市民が足を運んだ。

 なかで、最も関心を集めたのが「カゴパ」や「序詩」、「法頂僧の語より」などのハングルの正字体、草書体の書だ。とくに「カゴパ」・「序詩」など対訳つきの詩4点には足を止める人が多かった。ハングルを習いたてという在日の子どもたちも、晴れがましい表情で見入っていた。

 ハングルについては、アルファベットと同じようなイメージがあるようで、「ハングルにも書道があるんですか」と驚く鑑賞者も少なくなかった。

 李さんは「ハングルに対して関心は広がっていても、硬質な活字だけという印象が強い。書でも多様な表現が可能なことを知らせていきたい」と話していた。

(2007.4.4 民団新聞)
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