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<国連総会>五輪停戦決議を採択…キム・ヨナさん平和を訴え
国連で演説するキム・ヨナさん
 平昌冬季五輪とパラリンピック期間中の停戦を加盟国に求める決議案が14日(日本時間)、第72回国連総会で議場の総意(コンセンサス方式)により投票なしで採択された。開催国の韓国が主導し、米国、中国、ロシアを含む150カ国余りの加盟国が共同提案した。

 五輪停戦決議は五輪とパラリンピックの期間中に国連加盟国による敵対行為の自制を求めるもので、国連で決議が始まったのは1993年。

 国連総会には文化体育観光部の都鍾煥長官をはじめ韓国政府代表団が出席した。決議案採択に先立って、平昌五輪組織委員会の李熙範委員長が決議案について説明した後、2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストで平昌五輪の広報大使を務めるキム・ヨナさんが英語で4分間スピーチした。

 キム・ヨナさんは「平昌五輪は、南北の分断線を越えて平和な環境を育もうとする真摯な努力を体現するものだ」としながら、「平昌五輪とパラリンピックはスポーツを通じて全世界の人々が和合し、平和のメッセージの拡散に寄与するだろう」と訴えた。

 続いて、「2度にわたる五輪出場とユニセフ国際親善大使としての活動を通じて、人種や地域、言語、宗教の壁を飛び越えるスポーツの力を体験した」とし、「私が10歳の時、シドニー五輪の開会式で南北選手団が合同で入場行進する姿を見たとき、初めてスポーツの力を実感した」と振り返った。

 通常、国連の決議前は政府代表の一人のみが発言するのが慣例だが、韓国側の要請と国連総会の決定により、異例的に追加発言の機会が与えられた。

 決議案の作業をともに進めてきた国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長は採択後、「平昌に集う選手たちにとっても特別な意味を持つ。平和の中で選手たちが競いあう条件ができた」と述べた。

(2017.11.29 民団新聞)
 
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