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<高麗博物館>寄贈品初の蔵出し展…朝鮮時代の鐙など69点
韓国成均館大学校から研修に訪れた大学院生に説明する井上憲二さん(右)
 高麗博物館(東京・新宿区大久保)で蔵出し収蔵品展が開催されている。今年で開館17年を迎える同館としては初の試み。

 主な展示物は新羅時代の金冠(複製)、安重根義士の獄中書(複製)、清日戦争を描いた錦絵、朝鮮通信使行列人形、粉青沙器など69点。いずれも韓半島と日本の交流の歴史を伝えるという同館の趣旨に賛同した一般市民から寄贈を受けたもの。

 一部を除き、倉庫に眠ったまま、これまで公開されてこなかった。その一つが馬具の一つ、鐙(あぶみ)。X線透過撮影などで鑑定にあたった田口智子氏(東京芸術大学保存科学研究室教育研究助手)によれば、形状はモンゴル様式ながら、吊り輪部の文様から朝鮮王朝時代の遺物とされる。

20日に講演会

 田口氏は20日14時からのミュージアムトークで「保存科学が解く鐙のルーツ」と題して詳しく解説する。

 担当学芸員の井上憲二さん(全日本博物館学会会員)は「展示品に触ってふれて、その温かみを感じとってほしい」と話している。

 会期は4月1日まで(12〜17時、月・火曜日休館、入館料400円)。

(2018.1.17 民団新聞)
 
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