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関東大震災の直後、多くの朝鮮人が虐殺された東京の下町、墨田区を実際に歩くフィールドワークがこのほど、行われた。在日同胞を含む29人が参加した。 一行はJR両国駅を出発。朝鮮人犠牲者追悼碑の建つ横網町公園、「感謝の碑」で知られる宝泉寺、旧寺島警察署、荒川旧四ツ木橋土手下まで約6時間かけて歩いた。これらは被災者が実際に避難した道であり、同時に凄惨な虐殺が繰り返された現場でもある。 案内に立ったのは現地で長年にわたって調査と犠牲者の追悼、遺骨の収集に携わっている西崎雅夫さん(グループほうせんか代表)。西崎さんは図書館でコツコツコツ収集した数多くの目撃証言を引用しながら、虐殺が実際にどのようにおこなわれたのかをつぶさに語った。参加者は90年前の惨劇に思いを馳せながら朝鮮人犠牲者追悼碑などに花を手向け、手を合わせた。 今回のフィールドワークを企画した「関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」の山本すみ子代表は、「朝鮮人虐殺の事実を一人でも多くの人に語り継いでいきたい。日本人として決して忘れてはならない」とこれからも活動を継続していく考えを明らかにした。 29日は横浜で 29日には横浜市内でフィールドワークを計画している。 資料代800円(学生無料)。申し込みは20日までに同実行委員会(FAX045・942・7728)。 (2014.6.11 民団新聞) |