フィギュアスケートの元世界女王、安藤美姫さんが平昌冬季五輪が開催される江原道の観光広報大使に任命された。3日、江原道庁で任命式が行われ、崔文洵江原道知事から大型の名刺が手渡された。
安藤さんは「平昌五輪や同道の広報のみならず、日本と韓国の絆を強めていきたい。そのための懸け橋になる」と笑顔で抱負を語った。また、江原道については「自然に恵まれているところが魅力。韓流ドラマの『冬のソナタ』が撮影された場所にぜひ行ってみたい」とリクエスト。
平昌五輪に対しても「たくさんの感動と、出会いの輪が世界に広がってほしい」と思いを語った。翌日、平昌五輪の開・閉会式が行われる平昌のオリンピックプラザで開催されたK‐POP「ドリームコンサート」に参加し、平昌五輪の応援メッセージを伝えた。
任命式には9月に江原道の広報大使に任命された大阪観光局の溝畑宏理事長も出席した。
崔知事は、「安藤さんらの応援は平昌五輪のムードを高める起爆剤になる」と期待を込めた。 (2017.11.8 民団新聞) |
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