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「アリラン」リメイク版…反響じわり(05.4.6)
韓国中央会館で試写会

◆同 胞…先代の労苦に思わず涙
◇日本人…歴史認識共有へ教材に


 羅雲奎が1926年に制作した無声映画時代の傑作「アリラン」のリメイク版(03年)の試写会が2日、韓国中央会館で行われた。秋田から足を運んだ民族芸術研究所の茶谷十六所長は「韓国・朝鮮理解の契機になる映画」と絶賛した。

 李震雨さん(85)=東京慶尚北道道民会会長=は「先代が味わった苦しみが実によく分かる。当時の恨を思うと、泣いてしまった」と述べ、上映終了後もしばらく席を立とうとしなかった。在日2世の許南明さん(73)は「親父も長男でありながら貧しくて学校に行けず、日本に渡ってきた。親父の育った背景がよく理解できた。農村の風景も懐かしさを覚えた」と述べた。

 埼玉県からやってきた日本人女性(34)は「アリランのメロディーが胸に響いた。これは何年経っても見続けていかなくてはならない名画だと心底思いました」と語った。同じく日本人男性(56)も「言葉がありません。歴史認識があらためて問われているいま、教材として日本全国での自主上映運動を望みたい」と話していた。

 上映に先立ち、韓国から同映画を輸入した音楽プロデューサーの李=雨さんが「夭逝の天才映画人羅雲奎とアリラン」と題して講演を行った=写真=。

 封切りは愛知万博「韓国ナショナルデー」の5月11日に名古屋市内で。7月には東京・日比谷公会堂、8月には西宮、神戸で順次公開される。

(2005.04.06 民団新聞)
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