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共生社会構築担う
新会長に金宗洙氏
青年会中央本部は16、17の両日、韓国中央会館で第29回定期中央大会を開き、第16期会長に金宗洙副会長(31)を選んだ。大会には全国実働14地方本部から代議員98人を含む150人が出席した。
大会で採択された活動方針によれば、08年度は「多民族・多文化共生社会」をめざして草の根レベルで市民公開講座を開き、地域住民との広範な連帯を築くことに重点を置いた。当面しては地方参政権の獲得を焦眉の課題とし、世論喚起に全力をあげる。一方で自らのアイデンティティー確立にも重きを置き、定例学習やウリマル教室の設置を積極的に推し進めていく方針。
青年会は昨年、創立30周年を迎えたのを機会に全国キャラバン隊を編成し、組織基盤の拡充に全力を挙げてきた。この成果は韓国での青年ジャンボリーで結実し、全国から565人の青年が参加した。また、活動が停滞していた北海道本部が復活したほか、数地方で再建準備が進むという副次的な効果も呼んだ。
金会長は青年会中央の総務次長、企画事業部長を経て副会長を務めてきた。金会長にバトンタッチした康孔鮮前会長は「皆を力強く導く情熱に期待したい」と話している。副会長は林永起、朴善貴、金哲弘、李宝彰の各氏。代表監査に鄭孝広氏、監査は成悦子さん。
(2008.2.20 民団新聞)
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