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ドキュメンタリー「韓国民団」 大学の授業で活用
講義する金洪仙さん
 【大阪】ドキュメンタリー「韓国民団」(DVD)が23日、大学の授業で上映された。同DVDを教材として採用したのは、守口市の大阪国際大学で「人権教育論」を担当している非常勤講師の金洪仙さん。「在日のルーツを少しでも理解してほしい」と企画した。大講義室で在日同胞を含む135人が受講した。

 金さんは「若い世代に重いドキュメンタリーを見せるのは至難の技」と、35分のダイジェスト版を23分に編集しなおし、日本での活動にしぼった。学生たちは戦後間もない1世の姿や民団の誕生、指紋押捺撤廃運動の様子、阪神淡路大震災、地方参政権獲得運動の展開などの映像に見入っていた。

 前田智恵子さん(2回生)は「日本人、韓国人という国籍を乗り越えて在日も日本人も同じ地域住民として手を取りあって助け合い、何事も前向きに考えていくことが大事だと思った」と話す。

 在日4世の鹿島希 さんは「ハルモニから昔の苦労話は聞いたことがある。民団が在日同胞のさまざまな権利獲得に、惜しみない活動をしていたことに驚いた。今日の授業で日本の友だちにも見てもらう機会ができて、本当によかった」と声を大にした。

 また、ある2回生の生徒は「日本人ではないというだけでいろいろなことを制限され、悔しい思いをしていると感じた。在日韓国人の人たちは強いと思う。尊敬する」と語った。

(2009.1.28 民団新聞)
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