地方本部 HP 記事検索
特集 | 社会・地域 | 同胞生活 | 本国関係 | スポーツ | 韓国エンタメ | 文化・芸能 | 生活相談Q&A | 本部・支部
Home > ニュース > 本部・支部ニュース
「オモニの味」伝え30年 名古屋韓学料理教室
具日會さん(左)の指導を受ける教え子でごったがえす教室
具日會さんが最後の授業

 【愛知】愛知韓国学園名古屋韓国学校で30年余りの長きにわたって料理教室を主宰してきた具日會さん(82、婦人会愛知本部顧問)が、高齢のため、10日を最後に惜しまれつつ引退することになった。生徒たちからは「具先生のレストラン」と呼ばれるなど親しまれ、その味は「オモニの味」として人気を集めていた。この間、具さんから指導を受けた教え子は延べ1万人を超す。

教え子 延べ1万人

 授業は毎月2回のペース。メニューは必ず3品用意する。レシピは簡潔にして、各自が創意工夫できるようにした。ニンニクなどの調味料は具さん自ら調製して持参した。料理が終わるころには具さん心づくしの料理が2、3品テーブルに並ぶ。具さんのこうした細やかな心遣いが人気の秘密だ。

 開講当初は、日本人の先生や韓国からきたシスターが講師を担当してきた。しかし、なかなか教え子が定着しなかった。具さんは婦人会愛知本部の会長職を退き、比較的時間の余裕があったことから後任を引き受けた。

 具さんから直接薫陶を受け、いまは助手を務めている金和枝さん(55)は、料理教室に通ってはや20年。「先生は身近な材料を使い、手短に料理できるのが特徴。食材は最後のひとつまで無駄にしない。ものを大事にするということを学んだ」と話す。

 これまで12年間、教室に通い、いまもOBとして時おり教室に参加している鄭光子さん(70)は「先生には、本当に感謝している。長い間ご苦労さまでしたと言いたい」と涙ぐんだ。尹大辰前校長は「先生は韓学をいつも我が子のように思っていてくれた。とても感謝している」と語った。

 「最後の授業」となった10日。具さんはあわび粥、干したらのフライパン焼き、花餅の3品を指導した。教え子たちは「ほんとうにさみしい」「月2回の楽しみがなくなる」と名残惜しみながら、メモをとっていた。

 具さんは「まだまだ教えてあげたいことがたくさんあるのに」と心残りの表情ながら、「これからもみんな、仲良く頑張ってください」とエールを送り、学校には賛助金を贈った。

(2010.3.17 民団新聞)
最も多く読まれているニュース
差別禁止条例制定をめざす…在日...
 在日韓国人法曹フォーラム(李宇海会長)は7日、都内のホテルで第6回定時会員総会を開いた。会員21人の出席で成立。17年度の報告があ...
偏見と蔑視に抗って…高麗博物館...
 韓日交流史をテーマとする高麗博物館(東京・新宿区大久保)で企画展「在日韓国・朝鮮人の戦後」が始まった。厳しい偏見と蔑視に負けず、今...
韓商連統合2年、安定軌道に…新...
金光一氏は名誉会長に 一般社団法人在日韓国商工会議所(金光一会長)の第56期定期総会が13日、都内で開かれた。定数156人全員(委任...
その他の本部・支部ニュース
法曹フォーラムが広島でセミ...
 在日韓国人法曹フォーラム(李宇海会長)は12日、民団広島県本部で第7回公開セミナー「法律・人権セミナーIN広島」を開催し、広島...
生活相談センター…地方の拡...
金所長ら岡山、広島を巡回家族関係登録​診断キャンペーン 趣旨説明を開始 みんだん生活相談センターの金昭夫所長は11日...
大阪韓商事務所が民団本部に...
 【大阪】大阪韓国商工会議所(洪致原会長)は同事務所を大阪市中央区東心斎橋から北区の大阪韓国人会館敷地内に移転。4月28日、内覧...

MINDAN All Rights Reserved.