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<平昌パラ五輪>カーリング快進撃…「メガネ先輩」がアドバイス
快進撃を続ける車いすカーリングの韓国チーム
 車椅子カーリング混合チームの主将であり、スキップのソ・スンソク(47)が平昌五輪で銀メダルを獲得した女子カーリングチームのスキップである金恩禎(28)のアドバイスで予選リーグで連勝している。

 車椅子カーリングチームは10日、江陵カーリングセンターで行われた予選リーグ初戦、米国を7−3で快勝すると、続くロシア(NPA)との第2戦で延長戦の末に6−5で競り勝った。

 この日の試合を終えた徐順錫は「ロシア戦で、昨日、金恩貞選手が話していたことを思い出した」と語った。

 金恩貞の話していたこととは「氷の両方が少し違うよ。片方は(ストーンが)よく滑り、もう片方は比較的滑りにくい」とのアドバイスだ。

 徐順錫は前日の開会式で金恩貞と一緒に聖火を点火した。2人は聖火点火前、人々の目を避けるため待合室にいたが、金恩貞が試合を控えた車椅子カーリング代表のために多くのアドバイスをしたという。このアドバイスがチームの勝利に貢献した。

 メダルを狙う韓国チームの目標は、まず11試合ある予選リーグで7勝以上を収め、準決勝に進出することだ。

 韓国チームは、ロシア、ノルウェー、イギリス、スウェーデンの4チームを「難敵」と想定していた。このうち、ロシアとスウェーデンには勝利した。

 徐順錫は「予選リーグ中盤までは比較的格下相手だが、油断は禁物」としながら「ひとまず、目標としていた7勝を達成しムードが良い」と安堵の表情を見せた。

 韓国チームは14日現在、7勝2敗で2位を維持し、準決勝進出が見えてきた。
(2018.03.15 民団新聞)
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