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K-Cultureと日本のおもちゃで遊ぼう…人気集める夏休み体験企画
韓国絵本の読み聞かせで手作りコピー本に見入る子どもたち
カラフルな独楽づくりに挑戦した子どもたち
韓国文化院ギャラリーMI

 夏休み特別企画「K‐Cultureと日本のおもちゃで遊ぼう」展が30日まで、東京・新宿区の韓国文化院ギャラリーMIで開かれている。初のコラボレーションとなる韓国文化院と東京おもちゃ美術館(同区)の共催。

 「2016ソウル国際図書展」で紹介され、韓国の出版文化産業振興院が提供した優秀絵本や学習マンガ、世宗図書の新着図書に加えて毎年、文化体育観光部が優秀図書に指定し各国の文化院に配布している小説、自己啓発書など約1000冊と韓国アイドルのサインCD、ポスターなどのK‐POPグッズも紹介されている。

 日本の伝統文化である張り子の郷土玩具も展示されているほか、東京おもちゃ美術館所蔵の「グッド・トイ」に認定されたさまざまな木製玩具は、直接触って遊べることから子どもたちに人気だ。

 23日は2つの体験プログラムが行われた。「おもちゃ学芸員と遊ぼう」は、韓国の伝統文様が印刷された紙裏を鉛筆で塗り、独楽の円盤に転写した後に好きなポスターカラーを塗って完成させるもの。東京おもちゃ美術館ディレクターの小原晶子さんと学芸員2人が指導した。

 3人は子どもたちに「最初は真っ黒に塗って下さいね」「色は薄い色から」と一人ひとりにアドバイスした。

 父親と4歳の姉、知胤ちゃんと参加した最年少の知秀ちゃん(2)は、姉を見ならいながら色を塗っていた。両親と参加した3歳の女児は「難しい」といいながらも最後まで頑張った。子どもたちは完成させた独楽を回しながら楽しんだ。

 また「絵本読み聞かせ」は、詩人で韓国語教師の李泰文さんが最初に、朝鮮朝時代に活躍した画家、金弘道の描いた書堂の絵を見せながら、「ものを見るときは心の目で見ることが大事」、先生の絵が大きく描かれている理由について、「昔はお父さん、王様、先生は尊敬される存在だった」と説明した。

 この後、李さんは2冊の韓国絵本を韓国語と日本語で朗読。李さんが物語にまつわる質問をすると、子どもたちは元気に答えた。

 特別企画は10〜17時開催。最終日は15時まで。申し込み不要、無料。問い合わせは同院(03・3357・5970)。

(2016.7.27 民団新聞)
 
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