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ヘイトスピーチ規制法を考える…都内でシンポ

 「規制」か「表現の自由」かで意見の分かれている「ヘイトスピーチ(差別扇動)」について考えるシンポジウムが2日、東京都内で開かれた。『ヘイト・スピーチとは何か』(師岡康子著、岩波新書)の出版を記念しての催し。定員60人足らずの会場に100人が詰めかけ、立ち見が出た。

 東京造形大学の前田朗教授は「ヘイトスピーチはそれ自体が民主主義を破壊する。マイノリティーばかりか、マジョリティーの表現の自由を守るためにも処罰法が必要」と持論を展開した。

 著者でもある師岡康子弁護士は「ヘイトスピーチだけを規制しても、差別に無関心なこの社会は変わらない。その前に差別禁止法をつくり、その中に規制条項を入れていくのが、乱用の危険性を防ぐためにも現実的だ。悪質な事例は刑事規制だが、被害者がどれだけ傷ついているのかを基準として民事規制から出発すべき。まずは、マイノリティーの人たちがいかに実害を被っているのかの実態調査が必要になる」と述べた。

(2014.2.12 民団新聞)
 

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