地方本部 HP 記事検索
特集 | 社会・地域 | 同胞生活 | 本国関係 | スポーツ | 韓国エンタメ | 文化・芸能 | 生活相談Q&A | 本部・支部
Home > ニュース > 文化・芸能
高麗・朝鮮王朝美術への誘い…セミナー開く
 東洋学研究情報センターセミナー「韓国美術文化特講‐高麗・朝鮮王朝の美術への誘い」が19日、東京・文京区の東京大学東洋文化研究所で開かれた。

 韓国国際交流財団東京事務所、東京大学東洋文化研究所東洋学研究情報センターの共催。

 高麗仏教美術分野の第一人者である鄭于澤さん(東国大学教授、同大博物館館長)は、「高麗仏画と日本・中国の仏画」をテーマに3国の仏教美術の特性を比較・分析した。

 高麗(918〜1392)は仏教を国教とした国家であり、この時期は仏画、仏像など進行対象物が大量生産された、仏教美術の全盛期。高麗仏画は現在、日本に伝わる125数点を含め165点が知られる。

 現存の高麗仏画は伝統を土台として該当当時の信仰と美感、ときには中国仏画をも意識して形成されたと考えられ、「高麗仏画に対する評価である『繊麗』は、当時の高麗人にとって美的情緒であったと思われる」と述べた。

 続いて、仏教彫刻専門家の鄭恩雨さん(東亜大学教授、同大博物館館長)が「高麗と朝鮮王朝の仏教彫刻に見られる普遍性と特殊性」について、板倉聖哲さん(東京大学東洋文化研究所・情報学環教授)が「高麗・朝鮮王朝における李郭派の系譜」について発表した。

(2016.7.27 民団新聞)
 
最も多く読まれているニュース
差別禁止条例制定をめざす…在日...
 在日韓国人法曹フォーラム(李宇海会長)は7日、都内のホテルで第6回定時会員総会を開いた。会員21人の出席で成立。17年度の報告があ...
偏見と蔑視に抗って…高麗博物館...
 韓日交流史をテーマとする高麗博物館(東京・新宿区大久保)で企画展「在日韓国・朝鮮人の戦後」が始まった。厳しい偏見と蔑視に負けず、今...
韓商連統合2年、安定軌道に…新...
金光一氏は名誉会長に 一般社団法人在日韓国商工会議所(金光一会長)の第56期定期総会が13日、都内で開かれた。定数156人全員(委任...
その他の文化・芸能ニュース
韓国伝統の4山寺…世界文化...
3寺は見送り 韓国が世界文化遺産への登録を申請していた「韓国の伝統山寺」7寺について、登録の可否を事前審査する国連教育科学文化機...
韓国の手仕事を味わう…ポジ...
 ポジャギ工房koe(兵庫・神戸市)が2年ごとに開催する「韓国の手仕事 ポジャギ〜繋in東京2018」が10日〜15日まで、東京...
韓国麺料理ガイド…観光公社...
 韓国観光公社大阪支社ではこのほど、韓国のご当地を代表する麺料理の由来や特徴、有名店、関連観光地などを紹介する「韓国麺BOOK」...

MINDAN All Rights Reserved.