| 仙台市東部蒲生地区で生存者捜索・救出活動中の韓国の緊急救助隊(15日) |
韓国隊、仙台東部で救助活動…政府、100人追加派遣 【仙台】韓国の緊急救助隊102人が14日、ソウル空港に待機していた空軍のC130輸送機3機で成田空港を経由して福島空港に到着、陸路で仙台市に入った。 福島空港から仙台まで移動の救助隊および物資補給のための車両(バス3台、貨物車4台、指揮車1台)は仙台総領事館の協力要請を受けた民団山形地方本部の朱帝圭事務局長らが確保。朱事務局長は一行を仙台近郊のの宿営地、宮城県総合運動公園運動場まで案内した。 緊急救助隊は、中央119救助団およびソウル市や京畿道の救助隊員100人のほか、外交通商部の人道支援課長、職員からなる。救助隊には医療スタッフ、通訳要員6人も。15日から仙台市東部の蒲生地区で生存者捜索・救助活動を開始した。 韓国政府は、さらに救助支援と復旧作業を行う緊急救助隊100人を送ることを検討し、追加派遣が可能なことを日本政府に伝えている。 韓国はすでに12日、日本政府からの要請に基づきレスキュー隊5人と救助犬2頭を羽田空港経由で現地に派遣している。 (2011.3.16 民団新聞) |