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韓日親善キムチに…内藤とうがらし、高麗はくさい
店先で育てられている内藤とうがらし(四谷)
「高麗はくさい」の定植を見守る韓食ネットの呉永錫会長(右)

駐日大使館「キムジャン大祝祭」で使用

 駐日韓国大使館で昨年に続き開催される「キムジャン大祝祭」に東京・新宿で400年ぶりに復活した江戸伝統の内藤とうがらしと、韓国産の種を使って埼玉県の高麗郷で11月中旬に初収穫される白菜が使用されることになった。両者のコラボはこれが初めて。祝祭には日本の政界、経済界、学界などから招待された50人が韓日親善の願いを託したキムチを漬ける。

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江戸の伝統野菜
内藤とうがらし

 内藤とうがらしは練馬大根などと並ぶ伝統的な江戸野菜のひとつ。信州高遠藩主内藤氏が、江戸藩邸下屋敷があった現在の新宿御苑で栽培を始めたのが始まり。明治以降、都市化の波に押されて一時は栽培農家が途絶えたが、08年によみがえった。新宿区内ではまちをあげて復活・再生プロジェクトが進められている。

 発祥の地となった四谷地区を歩くと、プランタで育つ内藤とうがらしが軒先にめだつ。四谷地区協議会が「とうがらしでまちを真っ赤にしよう」と、10年から地域住民を中心に毎年1500株を配布している。同協議会副会長の田中健士さんは、「秋になると真っ赤に色づき、町の美化にも役立っている」という。

 9月30日から10月5日には区内で「フェア」が開催された。内藤とうがらしのブランド化をめざす早稲田・高田馬場の各飲食店では工夫を凝らしたオリジナルメニューも売り出した。

 四谷区民センターでは、区内の公立小学校による「とうがらし活動」の取り組みが展示された。春から育て、収穫するまでの経過を観察してきた児童は、「私も江戸に住む人の1人として、未来へ江戸伝統野菜を伝えていきたいと思いました」と感想をつづった

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韓国産の種使用
高麗はくさい

 【埼玉】高句麗からの渡来人の里、日高市では仮称「高麗白菜」が順調に生育している。日高市役所が民団韓食ネットと市内の高麗高齢者農業生産集団の間に立ち、試験栽培が実現した。

 農家を代表して横手澄男さんが8月28日、韓食ネットから提供を受けた4種類の韓国産白菜の種をまき、育苗トレイに移植して育ててきた。

 横手さんは「発芽してから20日間ぐらいは初期の虫に気をつかった。あとは適当に雨が降ってくれれば」と初収穫に期待した。

 9月29日にはほかの栽培者が横手さんから苗を受け取り、畑に定植した。栽培株数は横手さんが1000本と最も多く、ほかの8人は100〜300本ほど。予定株数は合わせて2200本。

 韓食ネットの呉永錫会長と黄世勲事務局長は9月29日、日高市役所職員の案内で現地を訪れ、定植作業を視察した。

 呉会長はトレイに移植された苗を見て「韓国では畑に直接、種をまくのが普通。丁寧ですね」とびっくりした表情。「生まれたばかりのうちの子どもたちが高麗郷でどう育つのか楽しみ」と笑顔を見せた。

 収穫は11月中旬の見込み。これらの白菜は駐日韓国大使館が12月に実施する予定の「キムジャン大祝祭」でも使用する。

(2014.10.8 民団新聞)
 

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