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鄭義信さんの「在日」3部作…3〜6月に一挙再演
前列左2人目から鄭義信さん、演出の鈴木裕美さん、ハ・ソングァンさん、中列左4人目からともさかりえさん、南果歩さん(制作発表会見で)
「焼肉ドラゴン」「たとえば野に咲く花のように」「パーマ屋スミレ」

 劇作家で演出家の鄭義信さんが新国立劇場(東京・渋谷区)に書き下ろした3部作(「焼肉ドラゴン」「たとえば野に咲く花のように」「パーマ屋スミレ」)が、3月から6月にかけて同劇場をはじめ、兵庫などで一挙再演される。戦後の日本社会でたくましく、そして懸命に生きる在日の姿を描いた3作品は大きな反響を呼んだ。19日には同劇場で制作発表会見が行われた。

 大阪で万博が開催され高度経済成長にわく関西の都市で、焼肉店を営む在日韓国人家族を描いた「焼肉ドラゴン」は、キャストを一新してのニューバージョン。2008年11月に東京、兵庫、北九州、ソウルで上演され、大好評を得た。鄭さんの父親の半生が盛り込まれている。

 韓国戦争中の50年代の九州の港町を舞台に、男女4人の愛を描いた「たとえば野に咲く花のように」は新しいキャストと鈴木裕美さんの新演出。鄭さんはこの作品を書いたことで、作家として「記録する演劇」を再認識し、「焼肉ドラゴン」「パーマ屋スミレ」の執筆へとつながっていったという。

 そして60年代半ばの九州で炭鉱事故に巻き込まれながも、力強く生きる在日家族を描いた「パーマ屋スミレ」は一部キャストを入れ替えた。

 会見では鄭さんをはじめ、主要キャストらが顔をそろえ、各作品への思いを語った。

 鄭さんは「そうそうたる顔ぶれの皆さんと一緒に、また新しく3部作を作り上げることができる喜びと不安と期待と、そんなふうなのが一杯」と気持ちを表した。

 「焼肉ドラゴン」出演の韓国人俳優、ハ・ソングァンさんは「鄭義信先生の作品に出演できて光栄に思う。昨日、初めて稽古を始めたが、いい役者と一緒に舞台を作ることができて胸が一杯で今、興奮している」と初舞台に臨む心境を語った。

 「たとえば野に咲く花のように」出演のともさかりえさんは「新国立劇場の舞台も、義信さんの作品に関わるのも、裕美さんの演出を受けるのも初めて」と語った後、「そんな中で自分自身、どんな新しい景色が見られるかなと楽しみ半分、恐ろしさ半分。素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんといいものを作っていきたい」と決意を述べた。

 2度目の出演になる「パーマ屋スミレ」の南果歩さんは「素晴らしい前作を観た方にも満足いただけるような舞台にしたい。今後こういうものに出会えないかも知れないという一期一会を感じている」と作品への熱い思いを表した。

 「焼肉ドラゴン」3月7日〜27日、「たとえば野に咲く花のように」4月6日〜24日(前売り開始2月14日)、「パーマ屋スミレ」5月17日〜6月5日(前売り開始3月13日)。いずれも新国立劇場小劇場。A席5400円、B席3240円ほか。チケットは新国立劇場ボックスオフィス(03・5352・9999)。

(2016.1.27 民団新聞)
 
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