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「残り2試合全てかける」
大韓サッカー協会は4日、技術委員会を開き、成績不振のため先月韓国代表監督を解任されたシュティーリケ氏の後任に2016年のリオ五輪代表とU20(20歳以下)代表を率いた申台龍氏(46)を選任した。
申監督はリオ五輪で韓国代表の指揮を執り準々決勝進出に導いたほか、先月終了した国際サッカー連盟(FIFA)U20ワールドカップ(W杯)でもチームを決勝トーナメントに進出させ、指導力が評価されていた。
リオ五輪とU20W杯でも途中辞任した監督の代わりに指揮官を務め、攻撃的なサッカーで好成績を収めたことから「スーパー火消し」との異名を持つ。9大会連続のW杯出場が危ぶまれている韓国代表の救世主になることが期待される。
契約期間は来年ロシアW杯まで。最終予選の結果が3位でプレーオフになった場合も申監督に指揮を執らせる。コーチングスタッフの構成は申監督に一任した。
金鎬坤技術委員長は、「A代表のコーチとしても実績があり、今の代表選手たちを誰よりもよく把握している。また、彼のすばらしさは選手との活発なコミュニケーションだ。短期間にチームのモチベーションを高め、巧妙な戦術で残り試合、勝利に導くと信じている」と選任の背景を説明した。
申監督は同日、大韓サッカー協会で記者会見し、W杯9大会連続出場という目標に向け、残りのアジア最終予選2試合に「全てをかける」と意気込みを語った。
監督は「大変な時期に引き受けることになったが、自分としては光栄と考えている」と感謝の意を示した。また、奇誠庸と孫興民の主力選手2人が負傷中であることに対し「両選手と電話で話した。選手たちの回復具合を綿密にチェックしている」と述べた。
(2017.7.12 民団新聞) |
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