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民団08年のスタートを告げる中央本部と東京本部合同の新年会が10日、都内で開催され、首都圏をはじめ全国主要本部の幹部や韓国・日本の国会議員を含め約800人が参加した。大韓民国政府樹立60周年となる新年をともに祝い、同胞経済の活性化や地方参政権の獲得など、在日同胞の生活と夢を大切に、さらに前進し新たな飛躍の1年とすることを誓い合った。
同胞の生活・夢 大切に
「一層の前進を」総力結集誓う
テーマは「韓日共生の新時代を築こう−同胞の生活と夢を大切に、民団は前進します」。開会に際して、民団の昨年の主要活動を振り返るとともに今年1年の基本姿勢をアピールし、同胞社会の再飛躍と韓日共生の新時代構築へ、同胞の力と知恵の総動員を呼びかけるDVDが上映された。
鄭進中央本部団長は開会あいさつで、「在日同胞社会の未来は民団の双肩にある」と強調。「民団の底力を象徴したのが、昨年5000人が結集した『11・7地方参政権決起大会』だった」と述べ、「地方参政権獲得運動は、今年が正念場といっても過言ではない。付与法案の早期成立へ、世論喚起に全力を尽くそう」と呼びかけた。
また、在日同胞経済の活性化へ「在日韓国人信用組合協会とその加盟信組をはじめ、韓商連、信組支援に大きな役割を果たしてきた婦人会などと協力し、効果的なバックアップに心血を注ぐ」と明らかにした。
盧武鉉大統領は新年辞(柳明桓・駐日大使代読)で、「新年が国家的にさらに大きな発展を遂げる1年となることを祈願し、私も次の政府がより良い条件で出発できるように、残された期間、最善を尽くす」と強調した。
続いて、李明博第17代大統領当選人のプロモーションビデオの紹介後に、李大統領当選人からの民団団員をはじめとする在日同胞への特別メッセージ(祝電)が金守漢韓日親善協会中央会会長(元国会議長、ハンナラ党顧問団議長)によって読み上げられ、盛大な拍手が沸いた。
韓国からの韓日議員連盟(金淇春副会長ら9人)、韓日親善協会中央会(金守漢会長ら8人)、李求弘在外同胞財団理事長ら来賓に続き、自民党国会議員(三原朝彦国際局長ら22人)、民主党国会議員(岡田克也副代表ら27人)、公明党国会議員(山口那津男東京都連会長ら9人)、福島みずほ社民党党首、田中康夫新党日本代表、越智通雄日韓親善協会中央会理事長らが日本側来賓として紹介された。
李時香東京本部団長の音頭による乾杯の後、懇親に入った。韓日の国会議員や民団幹部らを軸に談笑の輪が広がり、多くの難関を克服し新たな飛躍を期す民団に対しての叱咤激励や、李明博新政府誕生と「韓日観光交流年」に際して韓日共生の新時代の構築への期待の声が寄せられた。
(2008.1.16 民団新聞)
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