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夏休み遊び尽くせ…オリニキャンプ最高潮
夏休み遊び尽くせ…オリニキャンプ最高潮
ボール運びリレーを楽しむオリニ(関東4県合同)
トゥホ(壷入れ)を楽しむオリニ(愛知)
 夏休みを同胞の仲間と遊び尽くそうと、各地でオリニキャンプが続いている。初めて会ってもオリニどうし、仲良くなるのに時間はかからない。豊かな自然環境のなか、プールで水遊びを楽しみ、民俗遊びに夢中になっていた。短い時間ながら韓国語の勉強にも集中して取り組んだ。オリニの世話にあたった民団や青年会の役員は、「オリニが成長して青年会に関わってくれるのを楽しみにしている」と語った。

「将来の夢」に希望を託して

 民団青森本部(趙重憲団長)は7月25、26の両日、岩手県花巻市のホテルで開催。3歳から中学3年生まで20人が参加した。学習時間には担当講師からハングルを楽しく学んだ。2日目は屋内外2つのプールで思い切り楽しんだ。趙団長は「青森民団の将来の夢である青少年のためなら私たちはなんでもやるつもりです」と激励した。

 民団宮城本部(金政郁団長)は7月16日から3日間、加美町の宿泊研修施設で開催。秋田からもオリニを迎え、合わせて32人で仲良くプール、すいか割りのほか、夜は花火に興じた。工芸の時間には韓国のうちわ作りに励み、遊びを取り入れた韓国語の学習にも熱心に取り組んだ。

 子どもたちの世話にあたった青年会宮城の役員は、「班長たちの意識が高く、オリニたちの成長を感じることができた」と語った。

例年上回る百人規模拡大し開催

 青年会東京本部(鄭昇栄会長)は19〜21日までの3日間、山梨県笛吹市で実施。今年は100人近い申し込みがあり、例年より規模を拡大しての開催となった。

 2日目の発表会では班ごとにダンスや演劇を披露した。キレのあるKーPOPダンスに会場が盛り上がった。最終日にはキャンプの思い出をしたため、仲間たちとの別れを惜しんだ。鄭会長は「成長したオリニが次からはスタッフとして参加し、青年会に関わっていく。この次世代育成の流れをより強めていきたい」と語った。

関東4県合同 班別発表会も

 民団群馬と千葉、栃木、山梨は4県合同。オリニ43人が参加したにぎやかなキャンプとなった。引率の各本部役員、実務者とともに17から19日まで群馬県の東毛自然少年の家で友情を育んだ。

 2日目には各班がそれぞれ出し物を決め、発表会を行った。審査の結果、優勝チームには賞品が贈られた。また、参加のすべての班に参加賞が渡された。このほか、カレーライスの自炊や2時間がかりのウォークラリーもあり、充実した3日間を過ごした。

 民団長野本部(朴永大団長)は5、6の両日、山梨県立八ヶ岳少年自然の家で「在日オリニ夏季キャンプ」を実施。参加者は幼児から高校生まで幅広く、18人を数えた。このなかには新定住者の子弟も見られた。

 初日はクイズ形式で楽しく「祖国の色々」を学んだ。このほか、韓国の工芸品をつくり、「カンガンスルレ」で全身を動かした。

 民団岐阜本部(董勝正団長)は4、5の両日、岐阜県山県市の伊自良湖荘でオリニキャンプを実施した。婦人会岐阜本部(黄清子会長)との共催。

 20人が参加。韓国の民俗遊びに興じ、本名の読み方などを勉強した。食事は婦人会がバーベキュースタイルの料理を用意した。董団長は「若手のオモニたちを発掘し、次世代育成にもつなげていきたい」と意欲を燃やしていた。

支部会館で宿泊 民団の歴史学ぶ

 民団大阪・八尾支部(朴清支団長)は同支部会館での開催。園児と小学生10人が6日から翌7日まで泊まりがけで参加した。初日はバーベキューパーティーでオリニを歓迎。8月が誕生日の参加者はケーキとスイカで祝った。オリニは「こんなにもたくさんの人に祝ってもらうなんて」と喜んでいた。夜は野外に出て花火を楽しんだ。宋金出同支部顧問が民団の歴史について講演した。

 民団滋賀本部(朴鍾文団長)が21日、草津・矢橋帰帆島公園内で実施したキャンプにはオリニ10人が参加。朴鍾文団長、青年会、婦人会のスタッフに見守られながら過ごした。

 京都国際学園教諭の金英芝さんの指導のもと、タルチュム面の色付けや韓国の遊び「トゥホ(壺入れ)」などを体験。昼食のバーベキューを挟んで、スイカ割り、プール遊びも楽しんだ。

愛知・中村は名中と合同で

 民団愛知・中村支部(韓一星支団長)と名中支部(朴景子支団長)合同の「オリニ教室」が7日、中村支部会館で開かれ、3歳から中学2年までのオリニ13人(中村9人、名中4人)が参加した。一昨年から中村支部の声がけで始まったもので、名中支部との合同は初めて。

 韓支団長は「今日一日、楽しんでたくさん友だちを作って」と激励。朴支団長も「名中からの参加者は少ないが、みんな元気いっぱいで、楽しみにしていた」とあいさつした。

 韓国語で絵本を朗読したあと、動物や虫などの読み方を韓国語で勉強した。スイカやトッポギ、ドーナツなどのおやつを食べたあとは、ユンノリやチェギチャギなど韓国の民俗遊びに挑戦。

 トゥホ(壺入れ)では、みんな負けじと真剣な眼差しで、大いに盛り上がった。

(2016.8.24 民団新聞)
 
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