【愛知】「第1回愛知コリアン卓球大会」が23日、北名古屋市で開催された。選手と応援の家族らを含め、150人が詰めかけた。 このうち、実際に競技に参加した選手は10歳から78歳までと年齢層が幅広かった。まず各ブロック3〜4人に分かれて予選を行い、それぞれの上位1位が決勝トーナメントに進んだ。この結果、団体戦優勝は新西支部、準優勝は名南支部と岡崎支部が同点で分け合った。団体と個人の優勝者は民団愛知本部の鄭博団長から表彰された。 今回の大会は91年に千葉県で開催された世界卓球選手権に南北分断後、初めて統一チーム「コリア」として出場し、女子では強敵の中国を破って優勝したコリア統一チームの感動を思い起こそうと、民主平和統一諮問会議中部協議会(張永植会長)が主催した。共催は在日大韓体育会中北本部(李豊宏会長)。 李会長は「今回の大会を機に卓球が愛知で定着できるよう頑張ります」とあいさつ。鄭民団愛知本部団長も「国体の優秀な選手発掘につなげて」と期待の声をかけた 試合に先だって、元韓国ナショナルチームの一員で87年には全韓国選手権で優勝した李仙さんによる「卓球スクール」が行われた。 (2014.8.27 民団新聞) |