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| 大道芸で「神技」人権講演も人気 在日3世 金昌幸さん |
【大阪】日本では大道芸(ストリートパフォーマンス)に対する社会的な評価がそれほど高くないが、欧米では最高級のエンターテインメントと称賛されている。金昌幸さん(24、京都市)はこの道のスペシャリストとして認められている。
まず00年、米国フロリダ州で開かれた世界最高峰のパフォーマンス大会にヨーヨー競技で出場し、金メダルに輝いた。当時まだ中学3年生。アジア人では史上最年少の優勝者だった。02年には日本最大のイベント「大道芸ワールドカップin静岡」に定点演技の「オン部門」に出場。「やじうま人気投票」で1位を獲得し、プロデビューを果たした。04年からは海外50カ国でパフォーマンスを披露してきた。
金さんが使用する小道具類はヨーヨー、ディアボロ(空中独楽)、クラブ、ボール、シュガーボックスなど。ショーの始めから終わりまでの30分間、アップテンポの曲に会わせて激しく動き続けるパフォーマンススタイルが持ち味だ。
3月14日には茨木市立葦原小学校で茨木市教育委員会地域振興課と青年による人権啓発事業実行委員会共催の「スーパージャグリングショー」に出演。児童と保護者合わせて300人を前に「神技」の一端を披露した。一つの演技が終わるたびに「ウォー」という歓声と拍手が体育館いっぱいに響きわたった。ショーに先だっては、在日3世としての生い立ちをテーマにした人権講演も行い、児童に感動を与えた。
金さんは京都府宇治市のウトロ生まれ。中学2年生のとき、ジャグリングで世界的に著名なアンソニ・ガット氏の出演したビデオを見て「涙が出るほど」感動し、独学するようになった。現在は大阪のユニバーサルシティと東京のディズニーリゾートに定期的に出演している。24日には兵庫県三宮でワンマンライブを行う。
(2010.4.14 民団新聞)
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