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在日1世ハルモニ直伝キムチ作り体験…川崎市立さくら小
6テーブルにわかれてキムチをつける児童たち
同胞集住地で10年目

 【神奈川】在日同胞の集住地、川崎市川崎区の川崎市立さくら小学校(濱田浩一校長、440人)で1月31日、6年生児童がキムチづくりを体験した。前身の市立桜本小学校時代から毎年続く恒例行事は今年が10年目。近隣の朝鮮初級学校との交流会も兼ねており、合わせて93人が参加した。

 指導にあたったのは市内で活動する在日高齢者クラブ「トラジの会」のメンバーたち。白菜の塩漬けから水洗い、特製のヤンニョンづくりまで、同小教員と川崎市ふれあい館のスタッフが3日がかりで準備した。

 代表して指導にあたった李栄子さん(88)は、「私たちの孫のような子どもたちの先生となって教えられるなんて、うれしくて涙が出た」と話した。

 児童は「初めてつくったけれど、上手につくれてよかったです」「キムチに愛情を入れてつくれた」とそれぞれ感想を語っていた。手づくりのキムチは各自が大事そうに各家庭に持ち帰った。

 ふれあい館職員の崔江以子さんによれば、これまでにキムチづくりを体験した児童は延べ1000人を超すという。「子どもの学びが親に伝わり、家庭から地域へと浸透していく。私たちが丁寧に培ってきた地域ぐるみの実践が多文化共生につながっていけば」と期待を語った。

(2018.2.14 民団新聞)
 
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