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寒村にコリアン旋風 廃校寸前の小学校復活
学校の竣工を喜ぶ李敬華さんと息子
 【山梨】過疎・高齢化の進む山梨県西八代郡市川三郷町で町立市川東小学校の改築工事が終わり、8月20日、竣工式が行われた。25日から始まった2学期、1年生の教室では韓国から渡日した李敬華さん(46)の子息一人だけが授業を受けている。生徒数は全校合わせても15人しかならない。

 相次ぐ生徒数の減少で中学校は12年前からすでになく、小学校と保育所も廃校の危機にあった。4人の子どもを抱える李さんは数年前から必死になって学校の存続を訴えてきた。願いがかなったのは、李さんを始めとする住民の力だった。町教育委員会も「保護者、住民、学校の先生からの要望が強かった」と認めている。竣工式で李さんは「死ぬか、生きるかの気持ちだった」とほっとした笑顔を見せた。

 李さん一家の存在感は、校区内の山保地区清水村では大きなものがある。それは、これまで李さんが村の活性化に大きな役割を果たしてきたからだ。まず、定住とともに日本人の知人と地元の特産品である桑の葉を加工する工場を設け、健康茶などの生産を始めた。工場の竣工式には町長自ら足を運び、「町の活性化につながる」と喜んだ。

 李さんは自宅でキムチの漬け方教室を開くなど、韓国文化の普及にも余念がない。いずれは地元の山保地区清水村を「キムチ村」にできないかと考えている。これは、韓国から持ち込んだ白菜などの種が村の土壌に適応することがわかったからだ。拠点となる廃家を買い取り、研修センターとして改修も終えたところだ。コリアン旋風はこれからも過疎の村に新風を吹き込みそうだ。

(2008.9.3 民団新聞)
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