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ハンディ克服の道程…白承豪弁護士が人権講演
生徒ら370人を前に講演する白承豪弁護士
高砂市立中

 【兵庫】心身のハンディを克服し、今春には韓国人として初めて兵庫県弁護士会の会長に就任した白承豪弁護士(54)が5日、高砂市立竜山中学校で生徒全員と保護者370人を前に講演した。

 講演テーマは「『あいうえお』からの司法試験」。同校の人権教育推進事業の一環で、民団兵庫本部の白永熙常任顧問が橋渡しをした。

 白弁護士は韓国生まれ。5歳のとき、事故で右腕を失った。父親の仕事の都合で12歳のときに来日。学校では漢字を読めず苦労したという。講演では「体のハンディや韓国人であることに後ろ向きになるのではなく、自分が頑張る姿を見せれば必ずそれを見ている人がいる」「なにごとも気持ちを前向きにすることが大事」と呼びかけた。

 白常任顧問は「中学時代に聞いた話は大人になっても忘れることはない。将来、子どもたちが人生の壁にぶつかったとき、少しでも役に立てば」と語った。

 講演終了後、生徒会副会長の浦るるあさん(3年)が「たくさんの努力がわかり、貴重な話を聞くことができました。なにごとにも努力し、頑張ろうと思いました」とお礼の言葉を述べた。

(2017.7.12 民団新聞)
 
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