国民幸福時代実現！19日夜、汝矣島のセヌリ党党舎を訪れ、党役員や支持者に手をふる朴槿惠大統領当選人

自宅前にかけつけた支持者たちに手をふる朴槿惠大統領当選人

19日夜、光化門広場前、世宗大王像前で開かれた地上波３社合同の当選祝賀イベントで花束を手に笑顔を見せる朴槿惠大統領当選人

　19日に投開票が行われた第18代韓国大統領選挙は、与党セヌリ党の朴槿惠候補（60）が過半数の得票で当選を果たし、韓国初の女性大統領が誕生した。

　開票結果は、朴槿惠当選人が過去の大統領選を通じ歴代最多得票となる1577万3128票（得票率51.55％）を獲得。野党民主統合党の文在寅候補（59）は1469万2632票（得票率48.02％）で約108万票差をつけた。

　過半数での当選は、1971年に父親の朴正煕氏が得票率53.2％で金大中氏を破って以来41年ぶりとなる。

　朴槿恵当選人は当選確実となった同日深夜、ソウル市の光化門広場で地上波3社主催の祝賀行事に出席し、「危機を克服し経済を再生しようという熱望がもたらした国民の気持ちによる勝利」としながら、「だれもが夢を実現できる国民幸福時代を必ず開く」と宣言した。朴槿惠新大統領の就任式は来年２月25日。

　民団中央は当日、呉公太団長名で「韓日が新政権のもと未来志向的な観点から、より一層の友好関係が築かれることを切に願い、そのために民団は懸け橋の役割を積極的に果たす」との朴槿惠大統領当選人を歓迎する談話文を発表した。
（2012.12.10）