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平昌五輪へ
昨年発表された平昌五輪に向けた「世界が好む韓食メニュー10選」を紹介・試食するグルメイベントが12月11日に東京中野区の中野サンプラザで「平昌五輪を味わう」と銘打って開催される。
12月11日、中野サンプラザ
中野区日韓親善協会が主催、中野サンプラザが主管し、日本韓食振興協会(崔千浩会長、旧民団韓食ネット協議会)が協力するほか、中野区日韓親善議員連盟、中野区国際交流協会、中野区商店会連合会、中野区町会連合会、中野区観光協会などが後援する。
東アジアでの五輪連続開催を受けて、1,同じ箸文化を持つ韓食と和食の調和2,食を通じた韓日友好の輪拡大3,中野区を全国区にの3点を基本コンセプトとしている。
「10選メニュー」は韓国を代表する韓食研究者の尹淑子教授が韓食の新しい風として開発したもので、今年6月、札幌で開催された「世界韓食フォーラム」と併行して行われた「韓食アカデミー・イン・札幌教室」でも紹介・試食されたほか、京王プラザホテル札幌でも特別メニューとして日本初登場した。
今回のイベントでは料理の監修を韓食レストラン「テーハミング」の朴賢子代表が担当し、中野サンプラザの松原正樹営業部長、藤田次雄総料理長とコックらでチームを構成し基本メニューを検討する。
9月には同チームが集まって「10選」の基本レシピを確認したあと、器や調味料、食材などの一部を「和食」のティストと調和させた「韓日合作」メニューを考案した。
その試案メニューを試食するテストイベントが10月24日、中野サンプラザのレストランで関係者を集めて開催され、中野区日韓親善協会から市川みのる会長、伊藤正信事務局長、細川智子副事務局長、中野区議会からも吉村恒治事務局長が参加した。
試食会では10品の中から8品に絞って試作。参加者からは、「従来の韓食とはかけ離れた上品さが伝わる」「独創性があって面白いし新鮮だ」などの意見が相次いだ。
同チームでは12月の本イベントに向けて最終調整する。
中野区が大株主となっている「中野サンプラザ」は全国的にも著名なランドマークで、サンプラザホール、ホテル、レストランなどを盛業。結婚式の利用者も多い。
韓食振興協会では、「在日同胞による韓日カップルも多く、披露宴などで今回のコース料理をメニュー化しては」と提案すると、「それは名案。民族衣装も用意しましょう」とホテル側から逆提案があった。
同区日韓親善協会には区長、議長をはじめ、商工会長、商店会連合会長など同区の幅広い業界役員が多く在籍しており、今後、食を通じた交流がさらに活発化されるものと見られる。
(2017.11.8 民団新聞) |
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