Home > ニュース > 参政権 |
多文化フェスタ
中国・ブラジル・フィリピン・ニュージーランド・ガーナ・日本・韓国の多国籍市民が、生活者の立場から多文化共生社会の実現を訴えるリレートーク集会が11月30日、新宿の東京韓国学校で開かれた。民主、公明、共産、社民からも5人の国会議員が加わった。
フィリピン国籍のオリビア赤津さんは、「私は20年も日本で生活をしてきたが、地方参政権がないことで子供たちに政治や社会貢献の大切さを教えることができない。早く実現してほしい」と切実な胸の内を述べた。これに対して各議員は「とにかく1日でも早く地方参政権を実現させなくてはなりません」と応えた。
2部では韓・日・在日で構成するチーム「はなこりあ」や在日3世のラップ・ユニット「KP」などが、「みんなが自分らしく一生懸命に生きられる社会」の実現を歌とダンスで訴えた。日本人の来場者からは、「地方参政権問題は自分たちの課題であると再認識した。ライブも素敵」「外国籍住民と一緒に共生社会を考えるよいきっかけになった」との感想も。
実行委員会の一員で青年会中央本部の金宗洙会長は、「地方参政権問題はもっと多くの人たちで共有しなければならない。来年5月にはさらに規模を拡大して開催したい」と抱負を語った。
(2008.12.10 民団新聞)
|
|
|
|