Home > ニュース > 次世代情報コーナー |
気合い十分の52チーム…ハングルカルタ民族学級児童が競う |
【大阪】カルタとイヤギ(弁論)を通して民族学級で学んだ韓国語の知識を競う第11回大会(主催、民団大阪本部・大阪韓国教育院)が2月19日、大阪市立小路小学校で開催された。会場は出場のオリニとその保護者、民族講師も加わり、500人であふれかえった。
カルタ大会には大阪府市と神戸市内の小学校から52チーム230人が参加した。まず、4年生以下と5年生以上の両部門に分かれて予選リーグ。各チームともおそろいのTシャツで身を固め、はちまきを巻くなど気合い十分だった。最終的には両部門から各8チームが決勝トーナメントに駒を進めた。使用したハングルカルタは予選より難度がアップ。会場には歓声と拍手が交差した。
4年生以下の部門を制したのは「カンアジ(子犬)」チーム(大阪市立中川小学校)、準優勝は「コヤンイ(猫)」チーム(大阪市立東中川小学校)。5年生以上の部門では「ファングムトゥェジ(黄金の豚)」チーム(大阪市立北巽小学校)が昨年に続き2年連続優勝、準優勝が「ヨン(竜)」チーム(大阪市立中川小学校)だった。
優勝チームにはトロフィーと賞状、副賞(図書券)が贈られた。
弁論大会も白熱
イヤギ(弁論)大会は、3つの「課題文」と「自由作文」部門に分かれ、18校35人が発表した。今年は暗記して弁論発表する児童が多く、手振りや感情表現も豊かだった。
最優秀賞(駐大阪韓国総領事賞)に選ばれたのは金幸太君(守口市立寺方小学校4年)。会場に来ていたハラボジから祝福を受けた。
「課題文」部門2〜4年生の優秀賞(大阪市教育委員会賞)は梁夕姫さん(大阪市立中川小学校4年)。同5年生以上は韓あやさん(大阪市立御幸森小学校5年)が受賞。「自由作文」部門は高慧源さん(東大阪市立太平寺小学校6年)が獲得した。入賞者には賞状と副賞の図書券が贈られた。
最後は金剛学園テコンド部と白頭学院建国中・高等学校伝統芸術部の文化公演で締めくくった。
(2017.3.8 民団新聞) |
|
|
|