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「世界遺産登録後」を協議
【京都】朝鮮通信使縁地連絡協議会(縁地連)の定期総会が18日、京都市国際交流会館で開かれ、松原一征理事長が、朝鮮通信使のユネスコ世界遺産登録を祝うとともに「会員拡大の原動力として、民団の積極的な協力と加入に対して感謝する」と謝辞を述べた。
会員数194のうち、自治体が19、個人が104、団体が71、そのうち民団が中央本部をはじめ24を占める。会議の報告事項では、この点も強調された。
また、記憶遺産登録にともない、「日本推進部会」を解散し、今後史料の保存・活用などを検討する部会として、「朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産連絡部会(ユネスコ部会)の設置、構成が決められた。
総会後、研究部会報告の中で、韓国全北大学の河宇鳳教授による「18世紀以降の文化交流の新しい傾向について」の講演が行われた。
続いて開かれた「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会」では、朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産日本学術委員会の仲尾宏委員長(京都造形大学客員教授)が、「朝鮮通信使と京都〜日韓関係の未来」というテーマで語った。
来年の全国交流会は山口県上関町で開かれる。
(2017.11.29 民団新聞) |
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