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露・日の狭間を生きる サハリン同胞
いまでも石臼が生活に欠かせない(05年 ウグレゴルスクで)
生活文化を調査
30日にフォーラム 北海道開拓記念館

 【北海道】日本の国家総動員政策に基づいて韓半島からサハリンに徴用され、時代の荒波に翻弄されながらいまなお民族的な生活習慣を大事にしている韓国・朝鮮人たちの生活文化の移り変わりに焦点をあてたフォーラム「サハリン朝鮮民族の生活文化〜日本、ソ連そしてロシアへ」が30日、午後1時半から札幌市内の北海道開拓記念館で開かれる。

 同フォーラムでは旧日本、旧ソ連、ロシアという統治体制の変遷を間近に見てきた南サハリン在住の文春花氏(通訳業、ユジノサハリンスク在住)が当事者としてライフ・ヒストリーを語る。

 また、国立民族学博物館の朝倉敏夫さん(民族文化研究部長)がサハリン同胞の食文化を中心に報告するほか、開拓記念館の学芸員に協力、3年がかりでサハリン現地や韓国・安山市在住の永住帰国者など30人余りから聞き取りを行ってきた韓国、ロシア、日本の研究者らが調査結果について報告する。

 調査の結果、サハリンでは解放直後のトウガラシの手に入りにくい時期でも「白っぽいキムチ」を漬け、もちは日本のきねや臼を利用して作り続けるなど、伝統的な食文化を大事にしてきたことがわかっている。チマ・チョゴリは旧ソ連時代にほとんど消滅したが、ペレストロイカ(改革)以降は若い世代にも普及しているという。一方で物を頭の上に乗せて運ぶ韓国伝統の習慣は次第に廃れた。

 今回の調査は文部科学省学術振興課の助成を受けている。

 学芸員の池田貴夫さんは「あと10年も経っていたら調査は困難だっただろう。サハリン残留韓国・朝鮮人の文化史は日本史の一部でもある。われわれはしっかり理解する必要がある」と話している。

(2006.9.27 民団新聞)
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