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【大阪】大阪市民一人ひとりに対して「(在日韓国・朝鮮人と)仲良くしようぜ」と呼びかけるパレード(同実行委員会主催)が14日、大阪市の中心、御堂筋であった。排外主義的な民族差別デモに反対しての対抗行動はあったが、仲良くしようぜと能動的に呼びかけた独自のパレードはこれが初めて。大阪を中心に東京や神奈川、福岡などから在日韓国人と留学生、日本人合わせて約700人が参加した。 大阪・御堂筋で…東京、神奈川、福岡からも 実行委員会によれば、6月に入ってから「NOレイシズム(あらゆる出生による属性を根拠にした差別に反対)」を合い言葉に、排外主義的なデモに対する抗議活動をしてきた人たちにツイッターで呼びかけてきたという。 一行は大阪市北区の中之島公園を出発した。それぞれが掲げたプラカードには、「国籍関係なく、幸せに生きる権利がある」「ヘイトスピーチ(差別的な憎悪表現)を止めよう」「差別扇動許さない」などの文字が見られた。 拡声器を積んだ軽自動車を先頭に、抗議デモの旗を高く掲げ、「誰かを見捨てるような社会にしてはいけない」「レイシズムをやめて、仲良くしよう」と訴えながら、御堂筋の一車線をパレードした。なかには、四天王寺ワッソ事務局から時代衣装を借り、汗だくになりながら民族楽器を打ち鳴らす一団もあった。 東京からは夜行バスに同乗して15人余りが駆けつけた。そのうちの一人は、「東京より多くの在日韓国人が住む大阪で民族差別反対の声を上げ、全世界に届けたかった」と動機を語った。なかには、大阪市東住吉出身という在日韓国人の姿も見られた。「いまは東京にいますが、大阪での差別発言を聞いて思わず体が動いてしまった」という。 神奈川からの参加者は、「大阪での差別発言にもう、いたたまれなくなって参加した」と話す。 関西大学校友会のプラカードを掲げた参加者は、「ただ黙っているのではなく、われわれは彼らの主張とは違うんだという意思表示をしていかなければならないと思った。趣旨に賛同するならば、一緒に仲間になりましょうと呼びかけてきた」という。 実行委員会では、「差別はいけない」の声が大阪から全国に広がることを信じていますと話した。 (2013.7.17 民団新聞) |