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「平昌冬季五輪を味わう」…東京・中野日韓協がホテルで韓食ディナー |
来年の平昌冬季五輪に提供される最新の韓食メニューを味わうイベントが11日、東京の中野サンプラザであった。都内の著名なホテルレストランが韓食をコースとして提供したのは極めて珍しいことだという。
ディナーは韓国産蝦夷あわびの食膳粥からスタート。メーンのトッカルビは付け合わせの大根と人参で彩り豊かな五輪マークをあしらった。さらに鶏肉の巻きサムゲタン、一口竹の子ご飯と続き、最後に三色団子とひげ茶のデザートまで全8品。韓国で著名な韓食研究者として知られる尹淑子教授が考案した平昌冬季五輪で提供する「世界が好む韓食メニュー10選」をもとに、同ホテルの藤田次雄総料理長がアレンジした。アドバイスなど協力したのは尹教授の弟子にあたる朴賢子さん。
中野日韓協(市川みのる会長)が主催。希望者80人を公募したところ定員を超える90人から申し込みがあった。企画した一般社団法人日本韓食協議会の韓基成専務(同日韓協理事)は「上品な韓国料理といった趣だった。味がはっきりした韓国料理と奥の深い日本食の中間といったところでしょうか」と感想を語った。「これを機会に日本の各ホテルに韓食が広がれば」と希望している。
東京日韓親善協会連合会の保坂三蔵会長をはじめ、駐日韓国大使館の李永求農務官や一般社団法人日本韓食協議会の崔千浩会長らも参席した。
(2017.12.20 民団新聞) |
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