| | 観覧者に背景を説明する「応援する会」の内海愛子代表(左) |
第2次大戦中、捕虜監視員として韓半島から動員され、日本の敗戦後は戦争犯罪人として裁かれた元BC級戦犯の長すぎる苦難の歩みをパネル写真と映像でたどる企画展が、東京・中野区のなかのZERO本館地下展示ギャラリーで開かれた(4月26〜29日)。 写真展では捕虜監視員に応募せざるをえなかった当時の背景や、日本の戦争犯罪を一身に負わされて刑場の露と消えた同胞たちの無念、収容されていた巣鴨プリズンから釈放されてからたどった過酷な運命を、40枚のパネルを使ってわかりやすく訴えている。 主催者であり、韓国・朝鮮人元BC級戦犯者「同進会」の李鶴来会長(89)は初日、「われわれの仲間がなぜ、戦犯として処刑されたのか。事実を知ってほしい」と述べ、速やかな名誉回復を訴えた。 同じく「同進会を応援する会」の内海愛子代表が研究者の立場から詳しい解説を行った。 最終日には韓国・朝鮮人BC級戦犯者問題を扱った作品が上映された。また、今月28日から6月5日までは東京都多摩市の恵泉女学園大学でもスプリング・フェスタ関連イベントとして同様の写真パネル展が開催される。主催は同大学の学生ほか。 (2014.5.7 民団新聞) |