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<脱北者>昨年1414人が韓国に…金正恩政権後初の増加
 統一部によると、昨年に韓国入りした北韓脱出住民(脱北者)数は1414人(暫定数)となり、前年比で11%増えた。昨年末現在、韓国に定着した脱北者は3万208人となっている。

 2011年末、北韓の金正恩政権発足後、脱北者が実質的に増加したのは昨年が初めて。

 09年に2914人まで増えた脱北者は、北韓当局の国境取り締まりや脱北への処罰が強化されたなどの影響で、11年は2706人、12年は1502人に減少。13年は1514人で前年とほぼ同じ数になったが、14年に1397人、15年に1276人に減っていた。

 昨年の脱北者の増加は、金正恩の恐怖政治と国際社会の対北韓制裁強化のためとみられる。とりわけ、海外に派遣されたエリート層や外貨稼ぎの労働者らの脱北が急増した。

 統一部の関係者は「海外レストランの従業員や海外派遣労働者など、第三国で勤務した北の住民や国境を越えて中国など第三国に滞在していた脱北者の韓国入国が増加した」と説明した。

 また、「エリート層の脱北も増えた」として、「(脱北者定着支援施設の)ハナ院を経ず、韓国社会に定着する(情報機関・国家情報院の)特別保護対象も増えた」と明らかにした。

 昨年7月、韓国に亡命した北韓のテ・ヨンホ前駐英公使のように、北韓の高官経験者は特別保護対象として国家情報院の北韓離脱住民保護センターで調査を受けた後、韓国社会に定着する。

(2017.1.18 民団新聞)
 
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