| | 韓国を訪問した日本企業メンバー | | | 三重県を訪問した韓国企業との交流会 |
【三重】「厳しい時期だからこそ、韓日経済交流に意義がある」民団三重県本部(申載永団長)は三重県日韓親善協会との2人3脚で仲介役を担い、自動車部品関連企業の韓日交流を実現させた。他分野の民間交流にも意欲を見せている。 車部品分野で相互交流実現 韓日間のビジネス交流を促進する韓日産業技術協力財団(本部・ソウル)から自動車部品関連の企業同士の交流をしたいと、民団三重県本部に依頼があったのは今年初め。三重県はトヨタ自動車のおひざ元である愛知県の近くに位置し、自動車関連の企業が多く、白羽の矢が立った。 仲介役として信頼に応えようとしたのはもちろんだが、申団長の背中を押したのは、「両国がこういう険悪な時だからこそ、経済分野の交流を進めるべきではないか」との言葉だった。 しかし、韓国との交流に慎重な日本企業は多い。その壁を何とか打開しようと、頼みにしたのが、団長が副会長を務める三重県日韓協。毎年民団と一緒に訪韓し、「望郷の丘」を参拝するなど、40年間の長きにわたり交流を続けてきた仲だ。 まず、双方の窓口として「伊勢の国EASE」を立ち上げた。会長に岡田恭孝・三重県日韓協副会長(ルモマ代表)、副会長に申団長がそれぞれ就任した。「韓日業種別製造現場交流会」の実現に向けて、地元の企業を訪ねながら説得した。 賛同してくれた日本企業7社、10人が参加し、2月10〜13日にソウル、京畿道、釜山を訪れ、自動車関連企業の現場を視察した。申団長も仲介役として同行した。 続いて同18、19日に、韓国の自動車部品関連18企業、21人が来日。三重県内の津と伊賀、四日市、松阪の各市にある自動車部品企業5社を訪問し、最新鋭の設備を見て回った。 同財団産業協力室の張震旭室長は、「このような現場交流会を両国で試みるのは初めて。今後も継続して発展させたい」と期待を寄せた。 申団長は「手探りの状態で出発したが、交流を通じて親睦を深め、信頼感を培った。今回の交流実現で両国の企業同士がお互いに希望する製品を調達しあう契機になる。民団としてはいつでも協力していく」と語った。 今後も、「経済分野にとどまらず、文化・スポーツなどあらゆる面で民間交流を広げたい」と意欲的だ。 日韓協との2人3脚で、今年は韓国でチャリティーコンサートを計画している。 (2014.3.19 民団新聞) |