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現代版「親子鷹」司法試験合格の金昌浩さん
金昌浩さん(右)と母親の孫永蘭さん
現代版”親子鷹”2人3脚で栄冠

 合格率1・81%というかつてない「狭き門」を突破して06年度の旧司法試験に合格した金昌浩さんの才能を引き出したのは父親、金敬得さんの存在だった。敬得さんは人生の師として昌浩さんに時に厳しく、時には底抜けの子煩悩ぶりを発揮した。父親の後ろ姿を見て育った昌浩さんは気づかないうちに、父親から大きな影響を受けていたようだ。そこには現代の親子鷹の姿がありありと見える。

「憧れだった父」の活動継承へ

 昌浩さんは「論文は自信なかった。運も良かった」と謙遜するが、現役合格を目指して用意周到な準備で臨んだ。これは大学卒業に必要な単位は4年生の1学期までにすべて取得し終えたことでも明らかだ。間近で見守ってきた母親の孫永蘭さんはそんな昌浩さんを「計画マン」と称した。目標に向かって計画どおり遂行する意志の強さは父親のDNAを受け継いでいるのだろう。

 4人兄妹の長男。敬得さんの期待も大きかったようだ。幼少期から家では韓国語を常用し、日本語を使わせなかった。昌浩さんは幼稚園に入っても日本語の会話ができなかったほど。「日本社会で生きるのに」と当時は反発したという孫さんは「いまになって主人の考えが合っていたと思う」という。

 一方で父親の愛情を一身に享受できたのも長男だったからこそだ。敬得さんの子煩悩ぶりは近所でも評判になったほど。前の晩いくら遅く帰宅しても、野球好きな昌浩さんのために早起きして素振りの指導に精を出した。敬得さんが趣味とした山登りには昌浩さんが3歳の時から連れ出した。

 中学、高校と進み、進路を考えるようになったころ、敬得さんは「おまえは弁護士になれ。食っていける」と諭した。昌浩さんはいまでこそ「強制ではなかった」とはいうものの「1世そのもの」のような敬得さんの意見は絶対的だった。小さいころから「お父さんが憧れ」(孫さんの話)だったという昌浩さん。父の期待に応えようとひそかに心に決めたようだ。

 昌浩さんは自らの将来についてはっきりした方向性はないと言いながらも、「これから父が取り組んできた活動についても勉強したい。当分は修業」という。25日からは4カ月間、中国に語学留学し、在学中に第2外国語で選択した中国語に磨きをかける。

(2006.11.15 民団新聞)
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