「民団中央団長杯」へ21チーム 小学生の部 韓日で決勝戦 【三重】在日本大韓体育会(崔相英会長)は12日、桑名市のカルチャービレッジ輪中ドームで「民団中央団長杯第9回オリニフットサル全国大会」を開催した。北は北海道、南は福岡まで、全国から21チーム約250人のオリニが熱戦を繰り広げた。 今年は韓日国交正常化50周年を記念し、地元三重県日韓親善協会推薦で日本人2チームが初参加。韓日の交流の場ともなった。 小学生の部は16チームが4チームずつ4組に分かれて予選リーグ。各組1位の4チームで決勝トーナメント。2位以下は3グループに別れ、順位決定戦に進んだ。 決勝には大阪のイーリス生野と日韓協推薦の安濃FCが進出。決勝にふさわしい、好ゲームとなった。互いにゴールを譲らぬ接戦が続いたが、イーリス生野が待望の先制点を守り、8年ぶりの優勝をかざった。 5チーム総当たりのリーグ戦で優勝を競った中学生の部は、昨年の覇者東京韓国学校とイーリス生野がともに3勝1分で並んだが、得失点差でイーリス生野が制した。 崔相英会長は、「先日の女子ワールドカップで大活躍を見せた在日3世の康裕美選手もみんなと同じ仲間だった。この大会の中から第2の康裕美が登場してほしい」と述べた。民団中央本部の朴安淳副団長も「みんな世界で羽ばたく選手になってくれることを願う」と激励した。 当日は三重県日韓親善協会の山口久彦会長、民団愛知本部の鄭博団長ら多数の来賓が熱戦を見守り、オリニに激励の声をかけた。 (2015.7.15 民団新聞) |