【大阪】府内の私立小学校に通う児童による第30回図工作品展が20、21の両日、大阪市内の大阪国際交流センターで開催された。
壁やテーブルに17校200点余りの絵画と図工作品が並ぶ。作品は学年別に展示し、学校名は作品名と生徒名が書かれた後ろに小さく記されているだけ。「学校名で区別するのでなく、子どもたちの学校で培った感性や純粋な思いを絵にした作品を、そのまま見てほしい」(関係者)という思いからだ。
白頭学院建国学校はタル(仮面)やノリゲ(韓国の装飾品)、絵画15点、金剛学園は「深海生物」をタイトルにした絵画など8点を展示した。市内から観覧に訪れた日本人の老夫婦は「細かいところまでウサギの表情が表現されている」と感嘆していた。また、わが子の作品の前で家族で写真を撮っている人もいた。
(2018.1.31 民団新聞) |
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