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心揺さぶった民族楽器 興味募らせる児童たち 【大阪】和泉市教育委員会が主に小学校4年生を対象に実施している出前授業「韓国体験学習」が好評だ。授業を受けたある児童は、このときのわくわく体験を大手日刊紙の「声」欄に投稿して掲載された。 この児童の心を動かしたのは楽器紹介だった。「心がスッキリする『ドン』、お寺でなっていそうな『ボーン』、少し耳がいたくなる『カンカン』。それぞれ個性的ですごいな、やってみたいな」とつづっている。 担当しているのは民族講師の李秀子さん(61)。00年から始まった総合的な学習に合わせ、「国際理解教育」を担当する非常勤職員として和泉市教委に採用された。 学校から市教委に出前授業の依頼があると、李さんが出向く。授業は2時間。簡単な韓国語会話ばかりか、昔話で子どもたちの想像力をかきたて、韓国人の名字のいろいろなどを話して聞かせる。楽器演奏、民族衣装の試着、一緒になってチヂミを焼いて食べるなどの体験学習は特に人気だ。 ある子どもは、「さいしょはかんこくなんかきょうみはなかったけど、李先生に教えてもらってきょうみをもちました」と感想をつづった。このほか、チヂミづくりを体験してから、「私のすきな食べ物になりました」という子もいた。 李さんは市外国人教育研究協議会と連携、子どもたちだけでなく教師にも民族楽器などの指導をしている。市教委によれば、国際理解教育で韓国の文化を子どもたちに教えようと試みる学校が確実に増えているという。 (2012.5.30 民団新聞) |