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鳥取県と友好提携20周年を記念して訪日した崔文洵江原道知事は3日、東京都内でインタビューに応じ、2018年平昌冬季五輪と2020年東京五輪への協力推進や韓日国交50周年に向けた、地方都市として幅広い活動を展開することを明らかにした。 ………◇……… ◆平昌五輪を控えて 五輪は平和をイメージし、世界中の人が集まるスポーツ祭典。18年平昌、20年東京へとアジア開催が続く上で、観光、経済、文化など多分野で両都市の協力関係を深めたい。そのスタートとして国交50周年の来年をメドに襄陽‐羽田のチャーター便をめざしている。これまで羽田から金浦に到着後、バスや鉄道など地上交通網で江原道入りしていたが、この移動時間が一気に短縮されることで江原道観光をたっぷり楽しんでもらえる。 地上交通網としては現在でも、09年に開通したソウル〜春川高速道や外国人にも人気の「青春列車ITX」を利用すれば春川までは1時間と近い。 また、ソウル〜襄陽間の高速道路(16年開通)では90分、17年に開通予定のKTXを利用すればソウル(清涼里)〜江陵がわずか68分と大幅に短縮でき、連携した観光商品を開発していく。 ◆東北アジア空路開発 現在、国際路線はロシアと中国合わせて25路線。昨年、4万人弱だった利用客が今年9月末現在、約16万人に増加した。これは中国路線増加の効果だ。 今後は、タイ、台湾、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア地域を就航し五輪開催の18年までに年間100万人をめざす。 ◆江原道のおすすめは 道庁のある春川はドラマ「冬のソナタ」のロケ地としても名高いが、江原道は日本の人たちにも喜んでもらえる食の宝庫。松茸の名産地でもあり、明太やヒラメなど東海の海鮮類をはじめジャガイモやトウモロコシは絶品。 名山の雪岳山をはじめ夏は避暑地、冬はスキー場と1年にわたって自然が楽しめるのも魅力。今後も、若者向けに新しい観光商品を開発していきたい。 江原道は韓国の4大河川のうち、漢江、洛東江のふたつの水源地があるのもアピールしたい。 ◆民団の役割に感謝 両都市の関係はようやく「成人」した。この間、多彩な交流事業を展開してきたが、鳥取県との間で懸け橋的役割を果たしてきた薛幸夫民団鳥取本部団長に感謝したい。 新たな20年に向け、今後は地域によるスポーツ、シニア世代、青少年の交流拡大と地域イベントへの小グループ観光を広げ、韓日交流のモデル自治体をめざす。
(2014.10.8 民団新聞) |