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民団3機関長選挙スタート…それぞれ2人ずつ
団長候補の呉公太氏(右)と金昌植氏
【左から】王清一議長候補/金漢翊議長候補
【左から】孫京翼監察委員長候補/韓在銀監察委員長候補

中央選管11〜19日に合同演説会

 今月23日に開催される第52回定期中央大会で選出される新3機関長の立候補者が出そろった。登録期間中の3日から5日までに民団中央選挙管理委員会(丁海龍委員長)に届け出たのは団長2、議長2、監察委員長2の合計6人。立候補者は、11日から19日まで全国6カ所で開催される合同演説会で所信を表明する。(記述と掲載写真は届け出順。)

 立候補者は、団長候補に呉公太・民団中央本部副団長と金昌植・民団中央本部監察委員長、議長候補に金漢翊・前民団大阪府本部団長、王清一・前民団京都府本部団長、監察委員長候補に韓在銀・民団中央本部副団長と孫京翼・民団中央本部監察委員の6人。

 呉公太団長立候補者は長野・諏訪支部文教課長を皮切りに、青年会長野本部初代会長、長野県本部の副団長、監察委員長、団長などを経て06年から中央本部副団長。

 現場訪問を徹底して支部・本部の活性化を後押しし、民団各事業の公益性を活用しての基本財政の土台作り、学校および土曜・課外教室の拡充による民族教育の振興、地方参政権運動の再構築、オリニから青年まで空白期のない次世代育成事業、新規定住者や総連離脱者など多様な同胞の統合推進などを公約にした。

 金昌植団長立候補者は、大阪・豊能支部支団長をはじめ、大阪府本部の副団長、監察委員長、議長、団長などを経て06年から中央本部監察委員長。

 地方重視の新しい民団の創造をめざし、幼少期からの民族教育とオリニ土曜学校の発展、地域住民としての地方参政権獲得、民族文化を発信し多文化共生社会実現、ニューカマーと手を携え、大きな度量で民団未加入同胞や日本国籍取得者も受け入れての団結強化、次世代育成と傘下団体の育成強化などの公約を揚げている。

 議長に立候補した金漢翊氏は、大阪・東淀川支部の監察委員長から大阪府本部の副団長、監察委員長を経て、同本部団長を2期務めた。王清一候補は、民団中央本部副議長を経て、京都府本部の団長職にあった。

 監察委員長候補の韓在銀氏は、東京・江戸川支部支団長をはじめ、東京本部の副団長、監察委員長を歴任、06年から中央本部の副団長。孫京翼候補は、福島本部の副団長、団長を歴任、06年から中央本部の監察委員。

 選挙管理委員会では、11日からの合同演説会に向けて、「各候補者の政策と人柄を知る演説会であり、代議員、選挙人をはじめ多くの団員が参加し、組織発展のためには、どのような政策が必要なのかを真剣に吟味してほしい」と呼びかけている。

■□
選挙人参加2回目に

 06年2月の第49回定期中央大会から、各級組織幹部の意思を幅広く反映させるとともに、組織の活性化にもつなげようと、組織の最前線で活動する支部などの幹部が直接選挙に参与できる選挙人制度が導入された。

 それまで中央3機関長選挙は、全国から選ばれた中央委員・代議員による投票で行われた。選挙人の得票は10票をもって中央委員・代議員の1票とする。

 選挙人制度は、定期大会に限定されたもので、06年9月の第50回臨時大会時には適用されず、09年2月の第51回定期大会では3機関長立候補者がいずれも1人だったことから無投票で選出された。このため、選挙人制度の実施は今回が2回目となる。

 選挙人は、大会の10日前までに各候補者の立候補所信表明とともに郵送される投票用紙に記入して、大会の前々日までに中央本部選挙管理委員会に到着するように返送する。

 中央大会の在籍数は、中央委員が定員205人中欠員3、未配定1で定足数201人、代議員が定員345人中欠員5、未配定2で定足数338人。中央委員と代議員の定足数合計は539人に。一方、選挙人の総数は669人で、選挙人10票が1票の投票権にカウントされるため、67人分の計算となる。

 3機関長立候補者は、中央委員、代議員、選挙人の総票数606のうち、実質投票の過半数を得て当選を果たす。

■合同演説会■
▽近畿=11日(土)14時、大阪府本部
▽中国・四国=12日(日)14時、広島県本部
▽九州=13日(月)14時、九州幸銀本店
▽中北=17日(金)14時、愛知県本部
▽東北=18日(土)14時、宮城県本部
▽関東=19日(日)14時、中央本部

(2012.2.8 民団新聞)
 

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