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<日韓協中央会新年会>平昌五輪成功を誓う…安倍首相の出席喜ぶ |
日韓親善協会中央会(河村建夫会長)が24日、都内で開いた新年賀詞交換会に全国の日韓協関係者や民団幹部ら100余人が出席した。開会辞で呂健二副会長(民団中央本部議長)は「本日、安倍首相が平昌五輪開会式に出席するとの朗報を聞いた。韓日関係にとって幸先のいいスタートになった」と喜びを表した。
河村会長は「今年は日韓パートナーシップ宣言から20周年。この宣言により、日本文化が韓国で開放され、日本でも韓流が起き、今日に至っている。平昌五輪の成功が東京五輪に直結すると首相に働きかけ、訪韓の決断をいただいた。北との合同チーム結成が、南北韓の平和につながればと願う。今年も民団との連携で日韓の若者交流を通して未来志向の日韓関係を築く」と強調した。
来賓あいさつで日韓議員連盟の額賀福志郎会長は「首相の平昌五輪開会式出席を嬉しく思う。議連も超党派で10数人で訪韓する。スポーツ祭典が成功裏に進められるよう全面協力し、東京五輪につなげたい。日韓には政治課題もあるが、首脳会談で『日韓合意』や北朝鮮の核問題などを率直に話し合い、それぞれの立場に理解を示すことが大事だ。隣国同士仲良くしたい」と述べた。
北韓の核放棄へ韓日米が協力を
韓日親善協会中央会の金泰煥理事長は「北韓が平昌五輪に参加することで、今後の南北関係はいい方向に向かうと見る反面、忘れてはならないのが、北の核開発は完成段階にあるということだ。韓・日・米は協力して、核を放棄させなければならない」と述べた。
李洙勲駐日大使は「安倍首相の平昌五輪出席を歓迎する。北東アジアの平和と共同繁栄に寄与する平昌五輪は、東京五輪につなげる大きな意義がある。参加することが重要だ。日韓協を窓口に民間レベルの相互理解が求められている」と結んだ。
民団中央本部の任泰洙副団長は「朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺産登録が、韓日の民間団体によって実現したことを喜びたい。平昌五輪・パラリンピックには日韓協と連携し、日本から多数参加するよう努力する。募金運動も目標を上回る2億円を達成した。『韓日合意』は守られるべきだという民団の立場は変わらない」との呉公太団長の祝辞を代読した。
(2018.1.31 民団新聞) |
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