【兵庫】(財)神戸学生青年センター(保田茂理事長・飛田雄一館長、神戸市灘区)は、東日本大震災で被災した留学生と就学生に対し、100万円を支援することを決めた。資金は全国から集まった善意の古本を売って捻出する。 古本市は15日から同センターでスタートした。5月15日までの開催期間中、420万円の売り上げを目標としている。4月中には仙台市に拠点置く支援NGOに届けたいとしている。 同センターは阪神・淡路大震災で被災した留学生や就学生のため、生活一時金や宿舎提供・斡旋などを行った。当時は全国から4242万円の支援金が寄せられ、その残金1300万円で六甲奨学金基金を設け、毎年4〜6人のアジアからの留学生・就学生に奨学金を支給してきた。飛田館長は「今回は16年前の恩返し」と話している。 本の回収は4月15日まで。問い合わせは同センター(TEL078−851−2760/FAX078−82 (2011.3.28) |