民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
民団各地の成人式・新年会盛況



150人が参加した大阪の成人式

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 民団大阪府本部(洪性仁団長)が15日、同本部会館で「成人の日、記念の集い」を開き、20歳の巣立ちを祝った。会場は色とりどりの韓服と真新しいスーツで盛装した新成人150人あまりで華やいだ雰囲気に包まれた。

 洪団長は「地域住民としての果すべき役割を各自が考えてください。そのことが日本社会の国際化につながります」と激励。また、駐大阪韓国総領事館の李柱欽副総領事は「知識を磨き体を鍛えて、無限の可能性にチャレンジしていってください」とはなむけの言葉をおくった。

 出席者の1人、金幸恵さん=大阪市阿倍野区在住=の目標はスチュワーデスという。「この日を迎えてうれしいけれど、20歳にして就職活動が待っている。不景気だし心配だけれど、頑張ります」と前向きだった。関西大学在学中の禹知佐さん=港区在住=は「商学部で英語を学んでいるので、将来はビジネス英語を活かしたいと」抱負を述べた。

 式典の後の二部は吉本興業のベイブルースが司会を担当、青年会大阪府本部(金昌敏会長)の会員らと一緒にゲームを楽しんだ。


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 青森県本部(朴大宝団長)の新年会は12日、市内のホテルで団員ら90余人が参加して開かれた。

 朴団長は「全団員が結束を固めて参政権獲得へ邁進しよう」と訴えた。

 一緒に行われた成人式では男女1人ずつが参席、民団や婦人会からの記念品を受け取った。

 宮城県本部(朴鍾煥団長)は15日、団員はじめ日本の衆参国会議員など有力人士ら350余人の参加の下、新年会を開催した。

 朴団長は地方参政権問題に関して「共生のためにもわが民団にとって必ず獲得しなければならない」として、今後とも活動を強化していく方針を打ち出した。

 一方、成人式も同時に開催し、男性2人女性3人の5人の新成人に祝福をおくった。


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 神奈川県本部(金洪斤団長)では16日に同本部で成人式を開催し、男性7人女性12人の19人が新成人を迎えた。

 民団や韓日関係者が見守る中、金団長は「韓日パートナーシップの主役として活躍を期待する」と激励した。青年会のアトラクションで親睦を深めあった。

 茨城県本部(李信吉団長)は6日、市内のホテルに団員ら500余人が参加して新年会を開いた。橋本昌県知事、岡田広市長、李先鎮総領事ら韓日の政界、言論界の人士が駆けつけた。

 李団長は「2002年W杯が両国の親善増進につながる」と共催の成功を訴えた。参加者の過半数が韓服や着物姿で、会場は華やいだ雰囲気に包まれていた。

 また新成人の女性3人が満場の祝福を受けた。


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 静岡県本部(張永準団長)も14日、市内の会場で団員、日本国会議員、地元有力人士ら150人を招いて開催した。

 張団長は「地域住民として貢献し、2002年W杯成功へも尽くそう」と強調した。韓国歌謡ショーなどを楽しんだ。


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 愛知県本部(権泰洙団長)は16日、同本部会館で新成人55人を招いて式典を開催した。

 沈在駿同本部副団長は「日本社会の中で民族性を持ちながら頑張ってください」と激励した。中日ドラゴンズの宣銅烈元選手、李鐘範選手が駆けつけ、新成人を励ました。人気者の選手たちと一緒に記念撮影も人気を呼んだ。


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 三重県本部(姜勝煕団長)の成人式は9日、4日市市内のホテルで男性4人女性11人の15人が参席して開かれた。式典の後、青年会が主催したゲームなどの親睦会で交歓を深めた。


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 岐阜県本部(高用煥団長)は16日、同本部で団員らはじめ日本国会議員ら200余人を招いて新年会を開いた。

 また男性2人女性4人の6人の新成人を迎えて、成人式を開いた。


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 石川県本部(成奎昌団長)でも16日、団員、地元日本人士ら150人が参加して新年会が開かれた。

 成団長は「今年は参政権獲得に向けさらに結束を強めよう」と呼びかけた。

 成人式では男性2人女性1人の3人の新成人が参加し、父母らの激励を受けた。


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 和歌山県本部(崔博団長)の新年会と成人式は9日、市内の会場で団員ら130余人が参加して開かれた。

 崔団長は「21世紀に見合った民団づくりを」と訴えた。二部では婦人会のプンムルやカラオケ大会で楽しんだ。


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 兵庫県本部(李且守団長)の新年会は8日、同本部で地元選出国会議員や県・市議会議員ら多数を招き団員らと新年交歓を交わした。

 四百余人の参加者でいっぱいになった会場では、会食の合間に名刺を交換し合っていた。

 福岡県本部(宣虎采団長)の新年会は7日、団員ら百三十余人が参加して福岡商銀本店で開催された。日本の国会議員や県知事、市長らも駆けつけ盛大な新年会となった。

 一方成人式は9日、福岡市内のホテルで開催され、25人の新成人が参席した。宣団長は「皆さんの父母は日本社会で共生していくために苦労してきた。皆さんも韓国人としての誇りを持ち地域社会にも貢献して欲しい」と呼びかけた。これに対して新成人の金相圭さんは「韓日の架け橋となれるよう努力します」と決意を述べた。


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 熊本県本部(金泰植団長)でも9日に成人式を兼ねた新年会を開いた。県内の同胞ら六十余人が参加し、新成人たちを励ました。


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 沖縄県本部(全泰慶団長)の新年会は11日、同本部で団員ら七十余人が参加して開かれ、全団長は「共生のためにも権利としての地方参政権を」と訴えた。


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 愛媛県本部(具義雄団長)は7日、成人の日に会わせて男性6人女性11人の新成人対象者に記念品と祝電を送った。

(2000.01.19 民団新聞)



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