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◆平沢湖周辺を観光施設に開発

 京畿道平沢市の平沢湖周辺に大規模観光施設が建設されることになった。平沢市は玄徳面の権菅〜新旺〜内里など、平沢湖と隣接した玄徳面一帯の3地域260万4615uを今年から2010年まで、平沢港、西海大橋などと連携した大型観光ランドを建設する計画だと発表した。

 権菅地区(約60万u)には、イベント公園、水上公園、観光農園、人工海浜、テーマパーク、キャンプ場、コンドミニアム、展望タワーなど、レジャー施設とレストラン街が造られる。

 新旺地区(約192万u)には、コンベンションセンター、企業研修院、ショッピングモール、観光ホテル、クラブハウス、マリンプラザ、室内スポーツセンター、多目的運動場など、緑地と湖を活用したビジネスタウンが造成される。

 内里地区(9万u)には野外音楽堂、ピクニック場、ボート場、遊覧船船着き場などファミリータウンが造られる。


◆慶州競馬場建設、予定通り推進

 文化観光部は最近、一部地方言論が「慶州競馬場建設白紙化」と報道したことについて、事実無根であり許可取消を検討したこともないと8日、明らかにし、計画通り建設を実施することを発表した。

 文化観光部はまた文化財保存の次元で競馬場建設に賛否論争があるが、既に韓国馬事会に対する2000年度予算の承認時に、慶州競馬場建設関連予算も承認したと説明した。


◆障害者専用無線タクシー登場

 全州市では障害者専用のコール(無線)タクシーを運営する。市は障害者等の不便を少しでも減らすために、上半期中に10台を障害者専用車両に指定し、運行するようにする方針を発表した。

 市は公募を通じて、管内26の法人タクシー会社の中から指定車両を選定するが、応募がない場合は障害者団体にタクシー事業免許を出す予定だ。障害者専用タクシーに備える特殊部品や車椅子については市が補助する。


◆道路沿いは5階以上の建築禁止へ

 ソウルの「漢南大橋」から「南山第一トンネル」間の漢南路周辺、漢南外国人団地の敷地が高度制限地区に指定され、道路周辺は5階18メートル、道路裏側は10階30メートルを越える建物の建設が禁止となる。

 1972年に竣工した漢南外国人アパートは15階建てが4棟、4階建てが6棟。現在、駐韓米軍の家族らが賃貸入居している。最近、所有主の住宅公社が土地所有主の国防部と協議を経て民間に売却。再建築を推進する方案を検討している。

 市はこのほか、今月中に龍山区、中区なども高度制限地区に指定する計画だ。


◆車範根元監督の懲戒を解除

 「八百長発言」で韓国サッカー界を追放(5年間)された元国家代表監督の車範根氏が赦免されることになった。大韓サッカー協会の趙ジュンヨン専務は14日、「サッカー人の日」行事に先立ち、ソウル市内のホテルで緊急記者会見を行い、「サッカー界大和合のレベルで〓夢準会長が車範根氏など懲戒者に対する大赦免を決定した」と発表した。

 現在、懲戒中のサッカー人は車氏を含め46人で、全員が懲戒解除される。この決定によって、車氏は98年8月12日から受けていた5年間の資格停止処分が16カ月ぶりに解除される。車氏は中国プロサッカーの監督を務めるため中国へ渡ったが、成績が振るわず昨年末に帰国していた。


◆4月にソウルでサッカー韓日戦

 大韓サッカー協会(鄭夢準会長)は14日、「4月6日にソウルで、韓日国家代表の親善試合を行うことで日本サッカー協会と合意した」と明らかにした。

 両国国家代表戦は1998年4月1日(ソウル蚕室)以来、2年ぶり。

(1999.12.08 民団新聞)



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