イエロー・ページズ・コリアが韓国を訪問する外国人観光客と韓国に居住する外国人のための韓国生活案内書「ビッグ・イエロー・ページズ」を発刊した。

　同書には病院、レストラン、旅行代理店、不動産、ヘルスクラブ、ホテルなど生活関連企業の電話番号１万件と韓国駐在の各国商工会議所、経済団体などビジネス関連番号１万５千件など約２万５千の電話番号がアルファベット順に収録されている。またソウル、釜山、済州、慶州、雪岳など韓国主要地域の英語・日本語版マップとともに韓国の歴史、税関、観光、ショッピング施設、博物館、交通、地域番号、公衆電話のかけ方なども簡単に紹介されている。

　この電話帳は英語で春秋の年２回発行される予定で、外国企業、大使館、外国人団体、特級ホテルなどに無料配布される。

　イエロー・ページズ・コリアはすでにインターネット・イエロー・ページ(http://www.yellowpage.co.kr)を開設、豊富な情報とサービスを提供している。

◆民宿の広報リーフ発刊

　韓国の一般家庭に泊まりながら家族文化が体験できる「ホームステイ」の広報リーフレットが発刊された。

　韓国観光公社が発刊したこのリーフレットは代表的なホームステイ主管団体の韓国ラボ国際交流センターと韓国青少年交流振興協会の外国人宿泊事業を支援するために製作された。予約方法や手順・契約条件などが紹介されている。リーフレット内の予約申請書に記入の上、希望日の２週間前から１カ月前にＦＡＸか郵便で韓国ラボまたは青少年交流振興協会に送付する。

　リーフレットは韓国観光公社の海外支社、空港および観光案内センターで無料配布する。

◆宿泊施設・レストラン案内を強化

　韓国観光公社がホームページを通じて運営してきた「低料金宿泊施設・レストラン予約センター」のサービス地域と施設を大幅に拡充した。

　韓国を旅行する外国人観光客の便宜を図るため、昨年12月からソウル、釜山、江陵、束草、慶州、扶余、済州など７地区の全国主要観光地域の285施設を対象に「中低価格旅館・レストラン予約センター」を運営してきたが、新たに仁川、大邱、蔚山、大田、光州、水原、全州、公州など８地域を追加、ワールドカップ開催10都市を含む全国主要15都市の536施設の予約体系を整えた。

　予約センターで紹介される施設は、外国人観光客の利用便宜のため、市内中心街、交通要衝地、観光地付近に所在する施設を中心に、当該地方自治団体の推薦と韓国観光公社の現地調査を通じて選定された。

　予約センターの運営は韓国観光公社が統括し、予約は直接訪問（午前９時から午後６時）またはインターネットやＦＡＸを利用する方法がある。観光公社の専門通訳案内員が予約を代行するので、外国人観光客が当該施設を利用する際に発生する言葉のトラブルも大幅に改善される見込みだ。

　観光公社は予約センターの活用度を高めるために全国の低料金旅館およびレストラン情報を詳細に収録した冊子を発刊、韓国観光公社の海外支店と国内の主要空港および観光案内所で無料配布している。

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　このコーナーは韓国観光公社の「観光ニュース」から抜粋しました。

■問い合わせ＝韓国観光公社東京支社
（電話03-3580-3941）

（2000.01.26　民団新聞）