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「韓国に親近感」が48%と逆転

日本総理府の世論調査



W杯共催や大衆文化開放が好転

 日本の総理府が22日に発表した外交に関する世論調査によると、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は四8.3%に達し、11年ぶりに「親しみを感じない」を上回った。現在の日韓関係を「良好」と評価する声も52.1%に達した。

 サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)の共催が決まったことや、新たな韓日パートナーシップの構築を目指す金大中大統領が、日本の大衆文化を開放したことなどに好感を持った結果とみられる。

 韓国に親近感を持つ人は前回調査(1998年11月)に比べて2.1ポイント増加し、盧泰愚政権時代の88年の五0.9%に次ぐ高い数字。今回、男性の場合は54.2%に達した。

 逆に「親しみを感じない」は四六・9%で、金泳三政権時代の96年の60%を最高に毎年減少している。韓日関係を「良好だと思わない」と考えている人は三八・1%だった。

 調査は、昨年9月30日から10月10日までの間、全国の20歳以上の3000人を対象に面談。有効回答率は七〇・1%だった。

(2000.01.26 民団新聞)



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