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U19ユースサッカーで韓国が優勝

決勝でイタリア破る



優勝カップを手に
喜び合う韓国ナイン

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李天秀が決勝ゴールし1−0

 19歳以下(U―19)の選手で争うサッカーのジャパンユースカップ2000が22、23の両日、埼玉県の浦和駒場運動場と大宮公園サッカー場で行われ、韓国が決勝で、強豪イタリアを1−0で下し優勝した。

 韓国は初日の22日、パラグアイと対戦。五輪代表でもあるエースの李天秀が2得点を含む4得点を決め、4−1と快勝し、23日の決勝へ進出。

 決勝は、日本に4−1と完勝した強豪イタリアが相手。警告6枚という、イタリアの激しい当たりに苦しめられながらも、忠実なカバーリングでしのいで前半は0−0。後半、イタリアの動きが落ちると、韓国はボールを優勢に拾って速攻をしかけ、37分にイタリアDFのクリアミスを拾って、五輪代表でもあるエースの李天秀が決勝ゴールをあげた。

決勝ゴールを決めた
李天秀選手の活躍が目立った

 韓国は最後まで運動量が落ちず、フィジカル面でもイタリアを圧倒していたのが勝利につながった。

 来年の世界ユース・アルゼンチン大会に向けて、中・長期的に青少年の育成・強化を図ってきた韓国が完成度の高さを示した。

 一昨年から構成した韓国のU19代表を率いてきた趙栄増監督は「勝つための練習を重ねてきた。まだ、パス回しなどでミスが目立つが、成果は表れている」と笑顔で話していた。

(2000.01.26 民団新聞)



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