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和やかに語り合う南北関係者(左から金・熊本本部団長、 金宗河韓国選手団団長、金キソン北韓選手団団長、 金末幸朝鮮総連県本部委員長) |
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韓国と北韓、民団と総連
相互に差し入れも
【熊本】アジアハンドボール選手権大会の開幕初日の24日、韓国と北韓の女子対戦の応援は地元マスコミをはじめ関係者を大いににぎわした。400人の民団応援団と朝鮮学校の生徒らを中心とした朝鮮総連の応援合戦は、かつてない和気あいあいとしたもので、ファインプレーには双方がエールを送り、激励し合った。
試合終了後、朝鮮学校の生徒らと民団応援団は、「韓国頑張ってね!応援してます」「朝鮮も頑張れよ、一緒に応援するぞ」と声を掛け合い、同胞の絆を確かめあった。
民団熊本県本部の金泰植団長と九州体育会の朴興謨会長、体育会中央本部の鄭龍男専務理事は、北韓選手団団長との面会を総連の金末幸委員長に提案し、双方の選手団長と民団、総連代表の記念写真を撮るなど終始なごやかなムードが漂った。両団体は、双方の選手団に激励金とミカンを差し入れ、健闘を讃え合うと同時に、相互応援を約束し合うなど温かい交換となった。
この日を契機に、民団側から北韓選手団の試合にも応援団を送るなどムードはさらに盛り上がり、双方の選手団と民団、総連の懇談会も呼びかけるまでになった。北韓選手団の日程で実現できなかったが、29日のさよならパーティでは、韓国と北韓選手団の温かい交流と、今後とも交流試合などを通じて積極的に取り組むという嬉しい情報もあった。
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韓国がアベック優勝
全勝で五輪出場権獲得
1月24日から熊本で開かれていたハンドボールのシドニー五輪アジア予選兼アジア選手権は男女共に韓国が優勝し、シドニー五輪の切符を手に入れた。
最終日の30日、男子の試合で韓国が日本を22-20(前半13-7)の接戦で振り切り、4戦全勝で1992年バルセロナ大会以来、2大会ぶりの五輪出場を決めた。アジア選手権では2大会ぶり6度目の優勝。
韓国はエース、尹京信を中心に、前半からミスの多い日本を圧倒した。
アトランタ五輪銀メダルの韓国女子も、29日、中国を31-29で破り4戦全勝で優勝。五大会連続の五輪出場権を獲得し、アジア選手権でも七連覇を達成した。
ハンドの五輪出場国確定
シドニー五輪のハンドボールに参加する男子12、女子10の出場国が、30日に熊本市総合体育館で終了したアジア予選を最後に、すべて出そろった。
(2000.02.02 民団新聞)
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